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探究に積極的な高校生は進路選択が主体的、ベネッセと東大が調査
2026年11月2日 06:30
株式会社ベネッセコーポレーションは、ベネッセ教育総合研究所と国立大学法人東京大学社会科学研究所が実施した「高校生活と進路に関する調査2026」の結果を2026年10月30日に発表した。
今回の調査は、2014年に始まった「子どもの生活と学び」共同研究プロジェクトの一環である。小学1年生から高校3年生までの親子約2万組を毎年追跡する「子どもの生活と学びに関する親子調査」(親子パネル調査)に加え、高校卒業後の進路を把握するため、高校3年生への調査を続けている。
高校3年生を対象とした「高校生活と進路に関する調査」は2018年、2022年、2026年の結果を比較。回答者数は順に975人、894人、837人で、回答率は69.6%、66.6%、45.8%だった。
2025年の親子パネル調査では、小学生・中学生・高校生の学校外での学習時間が11年間で約2割減り、学ぶ目的意識が低下している。一方、高校生に限ると、新しい知識を得る喜びや、普段の生活に役立つことを理由に学ぶ割合が増えていた。
進路選択を振り返る設問では、「自分の意思で進路を選択した」「自分の進路について真剣に考えた」という回答が「とてもあてはまる」「まああてはまる」の合計でともに9割を超えた。また、「自分から進んで進路に関する情報を収集した」と答えた割合は増加傾向にあり、2026年は85.4%に達している。
高校生活で趣味に積極的に取り組んだ割合は、2018年から2026年にかけて12.1ポイント増え、84.9%となっている。学校の授業や学校行事に積極的に取り組んだ割合も8割以上だった。
高校3年間の振り返りについては、「社会問題について真剣に考えた」と答えた割合は2018年から2026年にかけて20ポイント増え、59.4%に達した。
探究活動・総合学習については、「とても積極的」と「まあ積極的」の合計で、積極的に取り組んだ高校生が68.4%となっている。
高校生活での学びの経験に関する設問では、「探究活動・総合学習」に積極的に取り組んだ生徒ほど、「自分で探究する課題の問いを立てる」「課題を解決するための方法を考える」「収集した情報を整理・分析する」「学習の成果を人前で発表する」の割合が高いことがわかった。
進路選択についても、探究活動に積極的だった生徒の方が、自分の意思で選択し、情報を集めるなどの主体性が高い傾向にあった。この比較は、探究活動への取り組み方と学習・進路選択の関係を示している。
調査をまとめた研究チームは、高校生自身が興味・関心があることや社会課題にじっくり向き合い、仲間との対話や試行錯誤をしながら学びを深めた経験が、自分らしい進路を切り拓く力につながっている可能性を挙げている。
■調査概要
名称:高校生活と進路に関する調査2026
調査テーマ:高校3年生の学習、生活、進路選択についての意識と実態
調査時間:
2018年と2022年は3~4月上旬
2026年は2~3月
調査方法:
2018年と2022年は郵送での調査依頼による自記式質問紙調査
2026年は郵送での調査依頼によるWeb回答調査
調査対象:全国の高校3年生の子供
2018年調査:975名・69.6%
2022年調査:894名・66.6%
2026年:837名・45.8%





















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