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不登校をめぐる「誤解」を12人の専門家とひも解く、ベネッセ高等学院長が初の著書

このコーナーでは、教育や子育て、テクノロジーに関する話題の書籍や、読者の皆さまの学びや情報収集に役立つ書籍を紹介します。
『不登校から未来を拓く』(著者:上木原 孝伸/発行:株式会社東洋館出版社/出典:株式会社ベネッセコーポレーション)

株式会社ベネッセコーポレーションは、通信制サポート校「ベネッセ高等学院」およびフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」の学院長を務める上木原孝伸(かみきはら たかのぶ)氏による初の著書『不登校から未来を拓く』が、2026年8月18日(火)に東洋館出版社より発売されたと発表した。

『不登校から未来を拓く』は、25年以上にわたり教育現場で子供や保護者と向き合ってきた上木原 孝伸氏が、不登校をめぐるさまざまな誤解について、心理・発達・医療・教育・不登校経験者など12人の専門家らの知見とともにひも解いた書籍である。不登校の子供を支える保護者や教育関係者をはじめ、多様な学びや進路について考える人を対象としている。

同書では、「親の育て方が悪かったのではないか」「不登校は甘えではないか」といった保護者の不安や思い込みを取り上げる。医師や心理士、発達心理学者などがそれぞれの立場から、子供の状態や支援のあり方を解説する構成だ。

中心となる考え方の1つが、不登校を問題行動として捉えないという視点である。文部科学省の考え方や教育現場での実践を踏まえ、子供の成長過程の1つとして理解する考え方を紹介。また、不登校の背景は一人ひとり異なるとして、起立性調節障害や発達特性、HSPと呼ばれる敏感な気質、人間関係などについて、専門家が支援のポイントを説明する。

学校への復帰だけを目標とせず、多様な学びや進路の選択肢を紹介している点も特徴だ。在籍する学校での学びに加え、フリースクールや通信制高等学校などを取り上げ、子供の状況や希望に応じて学ぶ場所や進路を選ぶ可能性を示している。

ベネッセ高等学院は高校生を対象とした通信制サポート校、ベネッセ高等学院 中等部は小学6年生から中学生を対象としたフリースクールで、いずれも2025年に開校した。担任やメンターによる支援を通じて、生徒一人ひとりの学習や進路選択を支援してきた。

上木原 孝伸氏は、不登校や通信制高等学校に関する教育スペシャリストとして、「不登校ライフナビ」も監修している。同サイトでは、不登校に関する記事を原因・将来・対応の3テーマに分けて掲載するほか、通信制高等学校や進路、子育てなどをテーマとしたセミナーや講演会を実施している。

同書に登場する12人の専門家・不登校経験者(登場順・敬称略)

  • 椎名雄一(一般社団法人日本心理療法協会代表理事/学びリンク株式会社 カウンセリング室 主席カウンセラー)
  • 加藤弘通(北海道大学大学院教育学研究院・教授、公認心理師、臨床心理士)
  • 棚園正一(漫画家・不登校経験者)
  • 森本陽加里(一般社団法人Focus on代表理事・不登校経験者)
  • 川倉祐美(KJ起立性調節障害オンラインコミュニケーション代表)
  • 西村佑美(発達専門小児科医・ママ友ドクター)
  • 蓑手章吾(オルタナティブスクールHILLOCK初等中等部運営ディレクター)
  • 西野博之(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)
  • 塩瀬隆之(京都大学総合博物館教授)
  • 小沼陽子(特定非営利活動法人優タウン 代表)
  • 親野智可等(教育評論家)
  • 松田智恵子(キャリア支援専門家)

著者プロフィール

上木原 孝伸(かみきはら たかのぶ)
ベネッセ高等学院 学院長/ベネッセ高等学院 中等部 学院長

教育企業で講師として17年間教壇に立ち、教科指導や教室運営に携わる。その後、最大手通信制高校の開校準備から参画し、副校長を4年間務める。その後、発達に特性のある子供とその家庭に適した学びの環境を提案するコンサルティングサービスの責任者を経て、ベネッセコーポレーションに入社。現在は通信制サポート校「ベネッセ高等学院」およびフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」の学院長として、生徒一人ひとりに寄り添った学びと進路支援に取り組んでいる。

書誌情報

書名:不登校から未来を拓く
著者:上木原 孝伸
発売日:2026年8月18日
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
判型:四六判
ページ数:280ページ
ISBN:9784491065755
発行:株式会社東洋館出版社

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