ニュース
不登校・行き渋り家庭の84%が中学進学に不安、ベネッセが保護者調査
2026年7月15日 15:00
株式会社ベネッセコーポレーションが運営する、中学生向けフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」は、不登校状態または行き渋り傾向のある小学校4~6年生の保護者と、小学校6年生時に同様の経験があった中学生の保護者を対象に実施した調査結果を2026年7月14日に発表した。
中学校への進学について、「とても不安を感じている」「やや不安を感じている」と答えた小学生の保護者は計84.0%だった。小学校6年生の保護者に限ると88.5%となり、進学が近づくほど不安を感じる家庭が多い結果となっている。
不安の内容で最も多かったのは、「学校の勉強についていけるか」で59.9%だった。次いで、「クラスメイトとの人間関係をうまく築けるか」が57.9%、「中学校の雰囲気やルールになじめるか」が50.8%となっている。学習面だけでなく、人間関係や新しい環境への不安が上位に挙がった。
小学生の保護者に、子供に関する悩みや不安について誰かに相談しているか聞いたところ、70.3%が「相談している」と回答した。相談先は学校の先生が60.2%で最も多く、家族や親族が46.6%、スクールカウンセラーが33.6%と続く。一方、29.7%は「相談していない」と回答。理由では、「まだ相談するほどではないと思った」が40.1%、「相談先がわからない」は32.8%だった。
進学前に求める支援について、小学生の保護者は、「子供の状況に合わせた学習サポート」が67.2%で最多となり、「子供が安心して過ごせる居場所」が55.7%となった。中学生の保護者が小学校6年生当時を振り返って必要だったと答えた支援でも、「子供が安心して過ごせる居場所」が57.4%、「子供の状況に合わせた学習サポート」が48.3%で上位を占めている。
「進学後も不登校や行き渋りが続いている」と答えた中学生の保護者に理由を聞いたところ、「子供の気持ちやメンタル面の不安が続いていた」が74.1%で最も多い。次いで「中学校の環境になじめなかった」(45.7%)、「学習への不安が続いていた」(35.0%)が挙がった。
また、中学生保護者の73.7%は、「小学校6年生の段階から中学校進学に向けた相談や情報収集を始めた方がよかった」と回答。フリースクールについては、小学生保護者の59.7%が「検討したことはない」と答えた一方、小学校6年生の保護者は14.4%が「現在利用を検討している」と回答している。
小学生保護者に、フリースクールを検討したものの利用しなかった理由を聞いたところ、「本人が行きたがらない」が49.6%で最多だった。子供の意思表示以外では「費用が高いと感じたため」と「もう少し様子を見ようと思ったため」がともに38.0%だった。
なお、ベネッセ高等学院 中等部に通う子供の保護者からは、「同じような経験を持つ仲間と出会い、安心して過ごせるようになった」「子供のペースに合わせて学習や活動に参加でき、心理的な負担が軽減された」「家からオンラインで先生に見てもらえるし、楽しく自分のペースで勉強ができている」といった声が寄せられているという。
調査期間:2026年6月5日~6月14日
調査方法:インターネットアンケート調査
調査対象:
<パネル①>
現在小学4~6年生で、不登校状態または行き渋り傾向のある子供の保護者(n=461、うち小学6年生 n=139)
<パネル②>
現在中学1~3年生で、小学6年生時に不登校または行き渋り傾向があった子供の保護者(n=545)






























![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)

















