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非認知能力をどう伸ばす?八王子市立高嶺小で保護者・教員向けの講演会を実施

リーフラス株式会社が、パナソニック教育財団助成校の八王子市立高嶺小学校にて、非認知能力を育む接し方に関する講演会を1月24日に実施(出典:リーフラス株式会社、以下同じく)

リーフラス株式会社は、八王子市立高嶺小学校で非認知能力をテーマとした道徳公開講座の特別講演を2026年1月24日に実施した。同校は、パナソニック教育財団の「2025年度(第51回)実践研究助成」採択校で、非認知能力をどう捉え、どう伸ばすかを保護者と教員に伝えている。

同校では、「非認知能力を高める探究学習」を研究テーマに掲げ、ICT機器を活用した教育活動の可視化に取り組んでいる。一方で、家庭や学校現場からは「目に見えない能力をどのように評価し、どのように子供に接すればいいかわからない」という声もあるという。

講演では、同社の開発担当である市川雄大氏が登壇し、非認知能力の基礎知識や非認知能力測定システム「みらぼ」の測定データから見える児童の傾向、日々の関わり方のポイントを解説。失敗を恐れさせないことや、結果ではなくプロセスを褒めることなど、具体的なアプローチを全国での利用実績を交えて紹介した。

家庭における子供との関わり方を具体的に紹介

後半には教員と保護者がグループに分かれ、座談会を実施。「みらぼ」という共通の指標をもとに、学校での様子と家庭での様子を共有し、「今、子供たちに必要な力は何か」「大人がどう意識を変えるべきか」について意見を交わした。

「みらぼ」は、リーフラススポーツスクールが蓄積したノウハウをもとに、スポーツ心理学の専門家と共同研究し、感覚的な判断に頼っていた非認知能力の数値化を実現したツールである。同社では、「あいさつ・礼儀」「リーダーシップ」「協調性」「自己管理力」「課題解決力」の能力を非認知能力として定義。「みらぼ」で測定することで、子供たちの非認知能力を伸ばしていくための目標や指導方針の設定に活用している。

同社は今後も先進的な取り組みを行う学校と連携し、調査や研究、ノウハウの共有を進めるとしている。ICTを活用して子供の内面の成長を見える化し、学校・家庭・地域が一体となって児童を育む社会の実現に取り組む考えだ。