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非認知能力を「見える化」する評価プログラム、日本e-Learning大賞の特別賞に輝く

株式会社イー・ラーニング研究所が開発した「非認知能力検定」評価採点プログラム」が、第22回「日本e-Learning大賞」の「未来人材育成特別部門賞」を受賞

株式会社イー・ラーニング研究所は、同社が開発した「非認知能力をアセスメントして数値化する『非認知能力検定』評価採点プログラム」が、第22回「日本e-Learning大賞」において「未来人材育成特別部門賞」を受賞したと発表した。

同プログラムは、学力では測ることが難しい個人の特性や資質を評価するもので、Webテストとグループディスカッションを通して非認知能力を数値化し、可視化できる。

非認知能力の定義には、OECD(経済協力開発機構)が提唱する社会情動的スキルの枠組みを利用し、9つの項目に分類。測定可能な形で数値化することで、個々の成長や指導方針の見える化を実現した。

非認知能力検定は、小学4年生から高校生が受検対象で、学校・塾・教育機関などの団体単位での申し込みが可能だ。学力テストのような点数の高さを競うものではなく、評価項目ごとの点数分布から受検者の特徴を客観的に把握。受検者が自分自身を見つめ直したり、受検者(子供)に対する接し方を周囲の大人(保護者や教員)が考え直したりするきっかけを提供することを目的としている。

日本e-Learning大賞は、一般社団法人オンライン教育産業協会(JOTEA)が主催する教育分野の賞であり、経済産業省、文部科学省、厚生労働省、総務省が後援している。2025年11月17日(月)には、日本e-Learning大賞の表彰式をオンライン開催し、受賞作品についてのパネルディスカッションを実施予定だ。