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プログラミング能力検定「プロ検」、100以上の大学で入試加点や参考資格に

プログラミング能力検定(プロ検)

 株式会社プログラミング総合研究所は、同社の「プログラミング能力検定(プロ検)」が100以上の大学において、総合型選抜や推薦入試の出願要件、加点対象、参考資格として活用されていることを2025年10月6日に発表した。

 入試に活用している大学の例は以下の通り。

・国立大学法人お茶の水女子大学
・国立大学法人信州大学
・国立大学法人群馬大学
・関西大学
・近畿大学
・大阪公立大学

 プログラミング総合研究所のWebサイトではこのほかの大学や、個々の大学の具体的な入試での活用について記載。現時点で104大学の活用情報が掲載され、プロ検を何らかの形で入試の際に活用する大学は、すでに日本の全大学の10%を超えているとしている。

 プロ検とは、2020年12月にスタートした検定。2025年大学入学共通テストから「情報Ⅰ」が受験科目に追加されることが決まり、大学がITスキルに長けた人材を獲得するため、客観的かつ詳細にプログラミング能力を可視化できることから、プロ検の採用が進んだという。

プロ検のレベルとCFRPの対応

 プロ検定はプログラミング能力を同一の基準で評価する共通参照枠「CFRP(Common Framework of Reference for Programming Skills)」に準拠。プログラミング総合研究所では、プロ検を受検することでCFRPに沿ったプログラミング能力値の測定と把握が可能だとしている。

 プロ検は毎月実施しており、ビジュアル言語・テキスト言語(JavaScript・Python・Java)で受験が可能だ。受験するには全国で約2,500あまりの会場から場所を選んで申し込む。受験料はレベルによって異なり、2,200円(税込)から8,800円(税込)。