ニュース
教育AI活用協会、「教育AIサミット実例大全」の登壇者を発表
2025年3月12日 07:30
一般社団法人教育AI活用協会は、3月23日(日)にコクヨ東京品川オフィス THE CAMPUSで開催する「教育AIサミット実例大全」の登壇者を発表した。
同イベントでは、基調講演やトークセッションを通じて、生成AIが授業や学習支援・校務にどのように活用されているか、教育現場でAIを活用している教育関係者から実践事例を学ぶ機会を提供する。
また、優れた活用事例を表彰する「教育AI実例グランプリ」のほか、AIを活用したアプリの体験ワークショップも実施する予定だ。参加対象は、教育委員会などの自治体関係者や教員などの学校関係者、学習塾などの民間教育関係者、教育に関心のある学生といった幅広い層を想定している。
午前の部では、東北学院大学の稲垣 忠氏が「AIで実現する探究的な新しい学び」について講演するほか、合同会社未来教育デザインの平井聡一郎氏が登壇する予定だ。午後の部では、青山学院中等部の安藤 昇氏をはじめ、札幌国際大学の安井政樹氏や東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹氏が「生成AIの教育活用」に関するディスカッションを行う。
「教育AI実例グランプリ」では、一般社団法人ICT CONNECT21会長で東京工業大学 名誉教授の赤堀侃司氏などが審査員を務める予定となっている。
登壇予定者と開催概要は、以下の通り。
午前の部
東北学院大学 文学部 教授(兼任)人間情報学研究科 教授
稲垣 忠氏
関西大学大学院総合情報学研究科博士課程後期課程修了。博士(情報学)。専門は、情報教育、教育工学。東北学院大学教養学部講師、准教授等を経て、現職。日本教育工学協会常任理事、日本教育工学会・日本教育メディア学会理事等を務める。共訳に『情報時代の学校をデザインする 学習者中心の教育に変える6つのアイデア』(北大路書房)、著書に『探究する学びをデザインする!情報活用型プロジェクト学習ガイドブック』(明治図書)など。
合同会社未来教育デザイン代表社員
文部科学省 中央教育審議会 臨時委員
平井聡一郎氏
茨城県の公立小・中学校教諭、管理職、県内町村、県教育委員会で指導主事・指導課長を経て現職。文部科学省中央教育審議会臨時委員、株式会社情報通信総合研究所特別研究員、茨城大学非常勤講師などのほか青森県教育改革有識者会議委員、福井県学校DX推進アドバイザー、南牧村教育CIOなど、複数の自治体、私学、教育関係企業でICTアドバイザーを務める。
午後の部
青山学院中等部 情報教育担当講師
安藤 昇氏
青山学院中等部講師、青山学院大学非常勤講師、スタディサプリ講師。
BS日テレおよびネット番組Huluにて配信中のプログラミング教育番組の講師を務める。元佐野日本大学高校教諭、2019年に上京し現職。AI活用に関連した講演を多数実施している。
札幌国際大学 全学共通教育部・情報教育部門 准教授
安井政樹氏
文部科学省学校DX戦略アドバイザー。北海道・札幌市の小学校で20年間教諭を務め、2022年4月から現職。主な研究テーマは、ICTを活用した教育の充実(子供支援・教員支援)とインクルーシブ教育による共生社会の実現。道徳教育の視点からAIの教育について研究を進めている。ICT教育、道徳教育、授業づくりなどに関する著書・論文多数。
東京学芸大学附属小金井小学校 教諭
鈴木秀樹氏
慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了。私立小勤務を経て2016年より現職。ICTを活用したインクルーシブ教育、学習者用デジタル教科書、生成AIを活用した授業づくり等が主要な研究テーマ。単著に『ICT×インクルーシブ教育 誰一人取り残さない学びへの挑戦』(明治図書)、編著書に『Unlock Learning 特定分野の特異な才能への支援は、すべての子どもの学びにつながる』(金子書房)、『Face to Faceの教育から、学びのSide by sideへ Microsoft 365 Educationを活用した小学校の学級づくり・授業づくり』(明治図書)、共著に『ChatGPTと共に育む学びと心―AI時代に求められる教師の資質・能力』(東洋館出版社)ほか。
開催概要
名称:教育AIサミット実例大全
日時:2025年3月23日(日)10時〜18時
会場:コクヨ東京品川オフィス THE CAMPUS
住所:東京都港区港南1丁目8番35号
アクセス:JR品川駅港南口より徒歩3分
対象:教育委員会などの自治体関係者、教員などの学校関係者、学習塾などの民間教育関係者、教育に興味のある学生
申し込み:PeatixのWebページより