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MetaMoJi、GIGA第2期に向け「MetaMoJi ClassRoom 3」を販売開始

株式会社MetaMoJiがリアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を2024年10月15日から販売開始

株式会社MetaMoJiは、2024年10月15日からリアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を正式に販売開始した。希望小売価格は、1端末あたり4,800円/年(税込5,280円/年)で、自治体向けには一括購入のオープン価格も設定している(塾や企業向けは別価格)。

GIGAスクール構想により、1人1台端末が整備されたが、学習支援ソフトの違いによって指導や学習に差が生じている。特に、モニタリング機能がない学習支援システムを導入した地域では、学習状況の把握が困難であり、不登校支援や個別指導を十分に実施できない問題が指摘されていた。

MetaMoJiは、これらの課題を解決し、GIGA第2期に適した製品としてMetaMoJi ClassRoom 3を開発した。同アプリは、リアルタイム性と書き味の良さを継承するほか、新機能を追加しWebアプリケーションとしての操作性を最適化している。

新機能の「メモ帳」では、ワンタップですぐにノートを開くことが可能で、2画面を活用してメモに書きためたアイデアを授業ノートにコピー可能だ。

メモに書きためたアイデアをグループ学習で活用できる

重要箇所にマーカーを引き、暗記シートで隠して重要な語句を習得できる「暗記シート」も新たに追加した。

暗記シート

カレンダー機能では、教材を使う順に表示する「教材一覧」のほか、学習成果をすぐに確認し、前時や今日の振り返りを習慣化できる「リフレクション」機能を搭載している。

カレンダー

強化された「筆箱」では、ペンの形状や色の選択で児童生徒の思考を途切れないようにするため、お気に入りのペンを10本保持できるように改良した。

また、自治体内の全学校で教材を共有し、自治体外の学校との遠隔合同授業を実現する「校外ノート共有」機能を新たに追加し、遠隔授業や不登校支援、探究活動、個別最適学習の伴走に適したオンライン巡視機能を引き続き搭載する。

オンライン巡視

同アプリは、Chromebook、iPad、Windowsに対応しており、複数端末の混在環境でも利用可能だ。また、専用のサーバーや端末へのインストールが不要で、1ノート・1アプリだけで、一斉・個別・協働学習を切り替えて授業を進められる。