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パソナ、教育版マインクラフトを活用したSTEAM授業を実施

大阪府守口市を題材にした出前授業を小学生に提供

パソナ日本総務部が守口小学校で教育版マインクラフトを活用したSTEAM授業を実施

株式会社パソナ日本総務部は、大阪府の守口市教育委員会から「守口市立守口小学校のSTEAM教育事業」を受託したことを発表した。同プロジェクトの一環として、2024年10月23日(水)から2025年3月31日(月)にかけて、同校の4年生と5年生を対象に教育版マインクラフトを活用したSTEAM授業を実施する。

守口小学校では、4年生と5年生の計189名が同授業に参加する予定だ。4年生の学年テーマは、福祉の概念を取り入れたバリアフリー施設の設計・建築で、5年生の学年テーマは農業や工業となっている。いずれも、守口市を題材として教育版マインクラフトを使ったプロジェクトに取り組む。

教材例:弥生時代の村
教材例:守口市消防署

同社は、これまでにもSDGsをテーマにした「TOMO〜NI(トモーニ)」プロジェクトを通じて、地域の子供向けにさまざまな教育プログラムを提供している。守口市の京阪西三荘スクエアに開設したTOMO〜NI施設では、小学生を対象としたSDGs学習講座やロボットプログラミング教室などを開催しており、今回の出前授業もその延長として位置付けられている。

今回の授業では、教育版マインクラフトを活用してプログラミングや数学、科学の基礎的な概念を学ぶだけでなく、子供たちが想像力を発揮し、チームワークや問題解決能力を育むことを目指している。また、地域の特徴を生かした題材を使用することで、子供たちが自分たちの住む地域について理解を深める機会となるという。