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JamファイルをGoogleスライドに変換するコンバーターを無償提供、ゼッタリンクス
2024年12月31日まで無償で利用可能
2024年5月31日 09:30
ゼッタリンクス株式会社は、2024年12月31日でサービス提供が終了するGoogle Jamboardについて、JamファイルをGoogleスライドに変換できるコンバーターの無償提供を開始した。
同社が開発するSuiteツール for Educationには、Google Jamboardの付せんのデータをGoogleスライドの付せんに変換する「Suiteコンバータ―」が搭載されていたが、12月31日のGoogle Jamboardのサービス提供終了まで、無償でJamboardコンバーターを利用できる。利用にはSuiteツール for Educationの公式サイトから申し込みが必要。
Google Jamboardは、2024年12月31日で利用できなくなり、アプリとJamファイルは完全に削除されるため、同社は削除前にファイルを変換して保存することを呼びかけている。
無償提供するJamboardコンバーターは、Jamファイルの付せんやテキストボックス、図形、背景画像などを編集可能な状態でGoogleスライドに変換できる。
なお、付せんの挿入や付せんの集計には、同社が提供するSuiteツール for Educationが必要になる。また、制限事項として、Jamboardの付せんの色は、Suiteシリーズ「ふせん」機能の類似色に変換され、図形は四角のみに変換、画像以外の背景は変換されず背景画像は縮尺がゆがむ場合があること、ペン描画は変換されず、回転にも対応しない。
同社はコンバーターを用いてGoogleスライドを利用するメリットとして、新しいアプリのインストールやアカウントを設定する手間を省き、共有方法やファイル管理など使い慣れた環境のまま移行が可能としている。