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Google Jamboardの付箋データをGoogle スライドに変換、「Suiteツール for Education」をリリース ゼッタリンクス

 ゼッタリンクス株式会社は、Google Workspace for Educationの拡張機能と画面モニタリングアプリ、教材テンプレートをバンドルした「Suiteツール for Education」をリリースした。サービス終了予定のGoogle Jamboardの付箋データを、Google スライドで利用可能にするなどの機能がある。

 ゼッタリンクスでは、Google JamboardのかわりにGoogle スライドに移行することのメリットとして、文字数制限がないことや、リンクの挿入、付箋の複数選択やコメント機能、変更履歴からの振り返り、さらにGoogle Jamboardと同じ手順で共有設定ができることを挙げている。

ふせんの機能のイメージ

 Suiteツール for EducationによってGoogle スライドに付箋のデータを移行することで、学習履歴のバックアップやGoogle スライド上でスムーズに協働学習を継続できるとしている。

Google JamboardのかわりにGoogle スライドに移行することのメリット
ふせんデータを変換

 また、Suiteツール for Educationの「ふせん集計」の機能を使うことで、付箋の色別集計やテキスト、画像の抽出が可能になり、付箋の枚数を集計して意見を可視化したり内容の一覧表示をしたりできる。

 ほかには、先生向けの「Suiteツール」に「縦書き・ルビ」変換機能や「数式エディタ」を搭載、小学生向けの「こどもSuite」には50音順ソフトキーボード、学校イラスト、中高生向けの「まなびSuite」にはタイトル文字、表スタイルの機能を搭載する。Google アプリの拡張機能として追加されるため、アプリ内のサイドバーにメニューが表示され、シームレスに使用することができるとしている。

「縦書き・ルビ」変換機能
「数式エディタ」

 なお、付箋や縦書きの機能については「Suiteツール(個人向け)」をGoogle Workspace Marketplaceに公開、30日間無料トライアルとして試すことができるようになっている。