ニュース

電子黒板の新製品「MIRAI TOUCH Pシリーズ」、オールインワンのスタンダードモデル

MIRAI TOUCH Pシリーズ

 さつき株式会社は、電子黒板の新製品としてオールインワンのスタンダードモデル「MIRAI TOUCH Pシリーズ」を2024年第一四半期より提供開始する。ダイレクト画像検索をはじめホワイトボード機能を進化させ、前面へ入力端子を配置するなどした。画面サイズは65型、75型、85型から選択できる。

 MIRAI TOUCH Pシリーズは、スタンダードモデルとして位置づけており、多様な色覚者にも見やすいカラーユニバーサルデザインに配慮したCUD認証取得製品となっている。また、ネットワーク設定や初期化などの重要な操作は、管理者権限を持つユーザーのみが操作可能で、いたずらなどから守る管理者機能を備える。

カラーユニバーサルデザインに配慮したCUD認証取得製品
いたずらなどから守る管理者機能

 ホワイトボード機能では、手書きの文字を自動でテキスト化して表示する機能や、書いた内容を内蔵ブラウザで即検索することも可能。QRコードを使って板書内容を生徒のデバイスで共有することもできる。また、図形ツールでは2D/3D図形の生成やコンパス、分度器などのツールを用意している。

ダイレクト画像検索機能

 また、ダイレクト画像検索機能では、検索マークを押すと小画面で画像検索が可能になり、それをホワイドボードに貼り付けることもできる。

 そのほか、マルチOS対応のミラーリングソフトを標準搭載し、児童や生徒のデバイスの画面を電子黒板にケーブルレスで投影することも可能。頻繁に使用する電源や入力切替、外部入力端子を前面に配置し、教師が授業中に簡単に操作できるように設計されている。

抜き差ししやすい前面入力端子を設けている

 MIRAI TOUCH Pシリーズは、画面サイズが65型(M65PE3S)、75型(M75PE3S)、86型(M85PE3S)が用意され、いずれも4K(3840×2160ドット)の解像度と約10.7億色の表示ができ、輝度は500cd/m 2 。HDMIやUSB入力などを多数の入出力インターフェースが用意され、入力の一部は前面に配置した。ネットワークは有線LANポートとWi-Fi接続はWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応する。

MIRAI TOUCH Pシリーズのスペック