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さつき、ChromeOS Flex搭載の電子黒板「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」を発売

ChromeOS Flex搭載の電子黒板「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」

 さつき株式会社は、GoogleのChromeOS Flexを搭載した電子黒板の新モデル「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」を2月から提供開始すると発表した。常に最新のOSやGoogleアプリにバージョンアップされ、Google Workspace for Educationと連携などが容易になる。

 「MIRAI TOUCH for ChromeOS Flex」は、GIGAスクール端末などでも使われる「ChromeOS 」をベースとしたものとなる。GoogleマップやGoogleスプレッドシートなどGoogleの標準アプリが利用できるだけでなく、教員や児童生徒のGoogleアカウントでログインすることもでき、煩雑な設定なしでGoogleアカウントとの連携が可能になるとしている。

 また、MIRAI TOUCHの最上級シリーズのXシリーズでは、実物投影機とマイクを内蔵しているため、Googleのソフトウェアを最大限活用できる。例えば、カメラでQRコードのスキャンや、スキャンした画像をGoogle Keepを使用してテキストの抽出や保存、さらにGoogleドキュメントの音声入力機能を使用、発言内容を自動でテキスト入力でき、画面に表示できる。

 そのほか、MIRAI TOUCHの画面でデジタル教科書の表示や拡大縮小などのタッチ操作が可能になり、電子黒板を管理コンソールの管理対象にすることや、Web会議システムへの対応なども可能になる。

MIRAI TOUCHの画面でデジタル教科書のタッチ操作も可能
電子黒板を管理コンソールで一括管理

 さつきのMIRAI TOUCHは健常者や障がい者や老若男女など使う人を限定しない「インクルーシブ電子黒板」をコンセプトとした製品。シリーズによって機能は異なるが、大画面やタッチ機能などを備え、ICT機器に苦手意識を持った先生でも直感的に利用できるという。