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「ITの仕事をイメージできない」が53%、Griteenが女の子の保護者に調査

株式会社Griteenが、女の子の保護者100名を対象に実施した「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」の結果を発表

株式会社Griteenは、女の子の子供を持つ保護者100名を対象に、将来の職業やIT、理系分野への興味に関する意識調査を実施し、2026年9月16日に結果を発表した。

日本の理工系分野における女性の割合が他国と比べて低いことを問題だと感じるか尋ねたところ、「とても感じる」が20%、「やや感じる」が56%で、合計で76%となった。

理工系のジェンダーギャップを76%が問題視(出典:株式会社Griteen、以下同じく)

一方、「理系やITは男の子の方が向いている」「女の子には文系の方が安心だ」という思いやイメージがあるかを聞いたところ、「強くそう思う」が4%、「少しそう思う」が27%で、合わせて31%がそうした意識があると回答した。

「理系・ITは男の子向き」などの思い込みがあると回答した保護者は31%

調査では、「日本の研究者に占める女性の割合が19.0%」という情報を保護者に提示しているが、「よく知っていた」は9%、「何となく聞いたことはあった」は58%、「全く知らなかった」は33%という結果となっている。

子供がIT関連の仕事や、理数系の進路に興味を持っているかという設問では、「とても興味がある」は7%、「少し興味がある」が20%で、合わせて27%となっている。「あまり興味がない」は39%、「興味が全くない」は8%で、合わせて47%。「まだわからない」と回答した保護者は26%だった。

27%の保護者が子供がIT・理系分野に興味を示していると回答

ITや理系分野に興味を示していないと回答した保護者に理由を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは、「どんな仕事かイメージが湧かないから」という回答で53.2%だった。

なお、「男の子がやるものというイメージがあるから」を選んだ保護者は0%だった。ただしGriteenは、この結果だけで性別に関する思い込みが進路選択に影響していないとは判断できないとしている。

ITや理系分野に興味を示していない理由の最多は、「どんな仕事かイメージが湧かないから」

自由回答では、以下のような声が寄せられている。

  • 周りにそうした職に就いている社会人がいないことで、まったくイメージができず、どんな仕事なのかも想像しにくいようだ
  • 学校でタブレットを使う授業が増えたものの、娘は「ITの仕事って具体的に何をするのか想像しづらい」と話していた
  • 自分も文系出身で、理系からは逃げてきたためアドバイスできない
  • 本人の日常会話から、理系の話題より文系の話題が出てくることが多い

また、女の子向けオンラインプログラミングスクール「griteen」のホームページを見たうえで、こうした習い事を子供に習わせたいか尋ねたところ、69%が「習わせてみたい」と回答した。保護者の受講意向と、保護者から見た子供の進路への興味は別の設問で尋ねている。

griteenのホームページを見たうえで、69%の保護者が女の子向けプログラミング教育を「習わせてみたい」と回答

株式会社Griteenは調査結果の発表に合わせ、特定非営利活動法人Waffleと無料オンラインウェビナーを2026年10月7日(水)の12時から13時まで開催する。理工系分野のジェンダーギャップをテーマに、社会や制度の視点と、家庭や教育の視点から考える内容となる。

登壇者は、Waffleでディレクターを務める森田久美子氏と、Griteen代表取締役の多田遥香氏。国際ガールズ・デーを前に、女の子がテクノロジー分野を進路の選択肢として考えるための体験機会や情報、周囲の関わり方などを取り上げる予定だ。

Griteen代表取締役の多田遥香氏は、中学1年生でプログラミングに触れ、高校時代には3万チームが参加するロボットコンテストで世界チャンピオンに。筑波大学理工学群工学システム学類を3年間で早期卒業し、同大学院で研究に取り組む中、シリコンバレーへ留学する。留学先での経験から日本の理系分野における女性の参画に課題を感じ、女の子がプログラミングに触れる機会を広げたいという思いから、Griteenを設立した。現在は、学生起業家として会社を経営しながら、博士後期課程で研究に取り組んでいる。

■開催概要
タイトル:「理系女子16%」の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ
日時:2026年10月7日(水)12時~13時
形式:オンラインウェビナー
登壇:特定非営利活動法人Waffle ディレクター 森田久美子氏/株式会社Griteen 代表取締役 多田遥香氏
参加費:無料
申し込み:Webフォームより

■調査概要
調査名:女の子の子供のいる保護者対象「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年8月24日〜8月31日
調査対象:女の子の子供を持つ保護者
有効回答数:100名
※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある
※「興味を持てない理由」は、「あまり興味がない」「興味が全くない」と回答した47名を分母とした複数回答