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女子高生対象、STEM女子奨学助成金の6期目募集を開始
2026年5月21日 15:00
公益財団法人山田進太郎D&I財団は、高校生女子に向け、文理選択時に理系を選ぶことを支援する「STEM(理系)女子奨学助成金」の6期目募集を開始した。
給付額は1人あたり10万円で、500名程度の生徒への給付を予定している。同助成金は返済不要で、世帯収入を証明する書類や成績証明書の提出も不要だ。面接やほかの奨学金との併用制限はなく、文理選択に迷っていても応募できるのが特徴。
同財団によると、日本のSTEM分野への女性の大学進学率は18.08%にとどまり、OECD諸国の中で最低水準となっている。一方、OECDによるPISA2022(国際学習到達度調査)では、日本の15歳時点での女子生徒の理数系科目の学力はOECD諸国の中でトップレベルの水準にある。
学力が高いにもかかわらず、STEM分野への女性の進学率が低い背景には、進路選択をめぐる構造的な要因がある。高校1年生~2年生で行われる文理選択でいったん文系を選ぶと、理系への変更は約5%にとどまるため、文理選択の時期に「理系ありかも」と感じている女子生徒の理系進学を後押しするのが目的だ。
2025年に実施した慶應義塾大学との共同研究では、応募者の中で給付を受けた人は受けなかった人に比べて、STEM分野への進学確率が26.6ポイント高くなることが明らかになっており、「理系進学の後押しとなった」との声が奨学生から多数寄せられているという。
応募の流れは、公式Webサイトの応募ボタンからメールアドレスを登録し、届いた案内に従って申し込みフォームを送信する。選考結果は、2026年11月下旬に応募者全員へメールで通知する予定だ。給付内定者は、2027年2月28日(日)までに必要書類を提出。その後、2027年3月から6月ごろに、本人名義の口座へ10万円を一括で振り込む流れとなっている。
進路指導や奨学金担当の教員向けには、無料のオンライン説明会も実施。説明会はZoomで行い、各回30分の説明と質疑応答で構成する。
同財団は、「理系選択を応援している奨学金がある」ことを知ること、そして奨学生として選ばれることが、自身の進路選択が応援されているという実感や意欲の向上、不安解消につながるとしている。
■データで見る奨学助成金






























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