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不登校の子供が挑戦する大人を取材、仙台市主催のスタートアップイベントに参加

不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が、仙台市が主催するスタートアップイベント「DATERISE! 2026」に企業ブースを出展(出典:株式会社NIJIN、以下同じく)

株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」は、スタートアップイベント「DATERISE! 2026」に企業ブースを出展し、NIJINアカデミーの小学校高学年から中学生が活動を紹介すると発表した。

DATERISE! 2026は仙台市が主催し、株式会社ゼロワンブースターが運営するグローバルスタートアップイベントである。スタートアップをはじめ、自治体や大学、企業などが参加する。参加費は無料で、参加には事前申し込みが必要。

NIJINアカデミーのブースでは、普段オンラインで学んでいる子供たち自身が来場者に自分のことを語る予定だ。NIJINアカデミーの紹介やただの自己紹介ではなく、仙台や社会が抱える課題と自分をどう結びつけて伝えるかに挑戦する。

ICCサミット FUKUOKA 2025でブースに立つNIJINアカデミーの生徒

子供たちは、会場内のスタートアップや自治体、大学などのブースも訪れ、東北で挑戦する大人たちに「なぜ挑戦するのか」などを聞く取材活動を行う予定だ。

学校以外の場所でさまざまな大人や仕事に触れ、社会との接点をつくることが出展の狙いで、社会と直接つながる経験を通じて、子供たちに「自分にもできるかもしれない」という手応えを持ち帰ることができるようにする。

NIJINは、取り組みの背景として不登校児童生徒の増加を挙げる。文部科学省の調査によると、2024年度の小中学校の不登校児童生徒数は353,970人で、12年連続の増加となった。また、宮城県では中学校における不登校の出現率が生徒1,000人当たり82.8人で、2年連続で全国最多となっている。

不登校の児童生徒数推移

NIJINによると、学校に行けない子供たちにとって、今最も不足しているのは「社会とつながる機会」で、地方では多様な大人や仕事に出会える場が限られているという。NIJINアカデミーでは、この課題に対し「子供と社会をつなぐ」新しい教育モデルを実践する考えだ。

株式会社NIJIN NIJINアカデミー校長の星野達郎氏は、学校に行けなくなったことで、社会とつながる機会まで失われる仕組みを変えたいと考えてきた。星野達郎氏は、「子供が大人だらけの本気の場所に立ち、自分の言葉で語る。その一歩が、子供自身の未来を変えると信じている」とコメントしている。

なお、星野達郎氏は、国際青年会議所(JCI)が主催する国際表彰制度「TOYP(The Outstanding Young Persons of the World)」において、世界のトップ20にノミネートされた。星野氏は昨年、国内版「JCI JAPAN TOYP(青年版国民栄誉賞)」にてグランプリを受賞し、このたび日本代表として世界の選考に臨むこととなった。

株式会社NIJIN NIJINアカデミー校長 星野達郎氏