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部活も給食もALTと一緒、亀岡市が小中学校の英語教育を強化

京都府亀岡市が教育施策の一環として、市内の小中学校における英語教育の抜本的強化を開始(出典:亀岡市、以下同じく)

京都府亀岡市は、教育施策の一環として、市内の小中学校における英語教育の抜本的強化を開始したと2026年7月1日に発表した。

亀岡市は、民間企業と締結した包括連携協定と、フィリピン共和国・ラプラプ市との「教育協力パートナーシップに関する合意協定」に基づき、ALT(外国語指導助手)を11名採用。合計15名体制へと大幅に拡充し、中学校への「常駐化」をはじめとする新たな英語教育モデルを展開する。

この取り組みは、市内の全小中学校において、英語教育の質的・量的向上を同時に実現し、充実した教育環境を整備することが目的である。学校生活で、いつでもどこでも英語に触れられる環境を目指すため、「授業時間だけ学校に来る先生」から、「朝から放課後まで一日中学校にいるパートナー」へとALTの役割を転換するという。

生徒の隣で学習をサポートするALTの教員

ALTは、給食・掃除・休み時間・校外学習にも同行し、英語が学校の日常に溶け込む環境を創出。1学期は、新任の11名を市内の中学校と義務教育学校(後期課程)に常駐として配置する。2学期以降は、中学校へのALT常駐化と並行して、小学校を重点的に巡回する体制へ移行。新旧のALTが協力し、市独自の英語教育を進める。

部活動の輪に入り、生徒たちと笑顔で言葉を交わすALTの教員

亀岡市は、フィリピンからのALTを採用した理由として、「英語を母国語としない環境で、後天的に英語を習得した」という背景を挙げている。

採用したALTは、武術コーチ、ダンス、デザイン、動画制作など、それぞれが高い専門性や特技を持つ。英語を「勉強」としてとらえる前に、趣味や特技を通じて、子供たちが「この先生と話したい」と感じる積極性を引き出すのが狙いだ。

亀岡市は、配属前後の研修を通じて教育方針に沿った指導体制を整え、教育の質を保つ考えだ。さらに、市内在住の中学生をフィリピンのThe Sisters of Mary Schoolsへ短期語学留学生として派遣する事業も予定している。

亀岡市長の桂川孝裕氏は、「子供たちの可能性を最大限に引き出す教育への投資を惜しまず進める」と述べている。

京都府亀岡市の空撮写真