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不登校の子供に“家族以外のつながり”は必要? 保護者の9割超が「大切」と回答
2025年12月10日 08:30
教育に特化したメタバース空間「FAMcampus」を活用した不登校支援に取り組む富士ソフト株式会社と、インターネットリサーチの株式会社NEXERは、小学生から高校生の子供がいる全国の保護者を対象に「子供の家族以外のつながり」に関するアンケートを実施し、その結果をWebで公開した。
調査期間は9月1日~9月8日。調査方法は、NEXERによるインターネット調査で、132サンプルの有効回答を得た。
質問1で、自分の子供には「家族以外で相談できる相手」がいるかを尋ねたところ、結果は「友人」が51.5%と最も多く、半数を超える保護者が「子供には友人という相談相手がいる」と回答している。
質問2で、不登校の子供にとって家族以外の人とのつながりが大切だと思うかについても質問したところ、9割以上の保護者が「大切だと思う」と回答した。
質問3では、質問2での回答について、そう思う理由を聞いた。
「大切だと思う」と回答した人からは「悩みを相談できる相手が必要」「家族には話しにくいことも、外なら話せる」「自分の居場所を広げることが大切」といった意見が多く寄せられた。
一方で「本人が望むまでは見守ることが大切」といった慎重な考えや「信頼できる人との関係づくりが難しい」とする声もあった。
質問4では、オンラインの支援を通じて「同じような境遇の人とつながれる場があること」を知っているかを尋ねた。結果は「知らなかった」と回答した人が8割以上と多く、こうした支援の存在がまだ十分に知られていないことがわかった。
質問5で、オンライン上で不登校の子供同士がつながれる場についての印象を聞いたところ、半数以上が肯定的に捉えている結果となった。
質問6では、質問5での回答について、そう思う理由を聞いている。
肯定的な意見を持つ人からは「孤独感がやわらぐ」「外に出られない子でも交流できる」など、同じ境遇の仲間と分かり合えることへの安心感を挙げる声が多く見られる。
一方で「できれば対面で交流してほしい」「利用は子供の意思を尊重したい」といった慎重な考えや「交流が不登校の状態を長引かせるのでは」と懸念する声も寄せられた。
質問7では、どんなオンラインの場があれば参加してみたいと思うかを聞いた。
多くの回答に共通していたのは「安心して話せる」「気軽に参加できる」という心理的なハードルの低さを重視する声だった。また「好きなことを共有できる場所」や「学びを楽しめる場」など、前向きな交流や成長のきっかけを求める意見も目立つ。さらに「公的機関が関わる信頼性のある場」や「複数人で交流できる安心感」など、安全性と信頼性の確保を求める声も多く見られた。

























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