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小学生の悩み、最多は「学校の友人関係」が43.9%
NEXERとララちゃんランドセルによる調査
2024年9月9日 17:00
株式会社NEXERは、ランドセル専門メーカー「ララちゃんランドセル」と共同で「小学生の子どもの悩み」に関するアンケートを実施した。2024年8月30日から9月5日にかけて、全国の小学生以上の子供を持つ男女308名を対象にインターネット調査を行った結果、43.9%が「学校での友人関係」を最大の悩みとして挙げた。
同調査では、小学生の子供を持つ保護者の48.1%が、子供が何らかの悩みを抱えていると回答しており、その中で最も多く挙がったのが友人関係の問題であった。続いて、「勉強や成績について」が27.7%で2位となっている。
また、保護者がどのように子供の悩みに対処したかも尋ねている。友人関係の悩みについては、「子供から話を聞く、先生に共有する」や「子供に何気なく聞いてみる」といった対応が挙げられた。一方、勉強に関する悩みでは「塾に通わせた」や「何もせずに見守る」などの対応が見られた。
さらに、74.3%の保護者が「子供の悩みの解決に関わった」と回答しており、その理由として「子供では解決できないと思ったから」「考え方や改善策の手助けをするのは必要だから」といった声が多く見られた。一方で、解決に関わっていない保護者からは「変に口を出すと自分で考えることをしなくなるから」「自分でも乗り越えられそうだったから」「関わり方がよくわからなかった」という意見が挙がっている。
この調査結果から、小学生の子供が抱える悩みの中で、友人関係が大きな課題であることが浮き彫りになった。親が悩みに対処する際には、子供が相談しやすい環境を作ったり、無理のない範囲で見守ったりするなどのサポートが重要であることが示唆されている。