江東区、部活動の地域展開事業をアーシャルデザインに委託

株式会社アーシャルデザインが、江東区教育委員会が指定する区立中学校・義務教育学校（後期課程）における地域クラブ活動試行事業の業務委託を受託

株式会社アーシャルデザインは、東京都江東区教育委員会から部活動地域展開事業の業務委託を受けたことを発表した。これは区立中学校および義務教育学校（後期課程）を対象に、地域クラブ活動の指導・運営支援を行うものである。

同社が展開する「Master&Coach」は、教員経験者や有資格者など約2,000名の指導員ネットワークを持ち、指導者のマッチングや研修、カリキュラム開発支援などを一括で提供する。この仕組みにより、教員の負担を軽減しつつ、生徒にとって質の高いスポーツ教育を持続可能な形で実現することが可能だ。

今回の事業では、江東区内の全24校に地域クラブ指導員を配置し、地域クラブ活動の管理や保護者説明会の実施、事務局機能の代行まで担う。また、東京2020オリンピック・パラリンピックで使用した施設の利活用も進めており、同区を「未来に誇れるスポーツタウン」として発展させる方針が示されている。

アーシャルデザインが提供するサービスは、全国約45自治体・450校で導入実績があり、今後も部活動地域移行を社会課題として捉え、全国展開を加速。スポーツを通じた子供たちの成長支援と、教員の働き方改革に取り組む体制を全国へ広げる意向だ。

Master&Coach事業の実績