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ASUS、鉛筆で操作できる「ペンシルライティング」機能をChromebookに提供

ASUS Chromebook CR12 Flip(CR1204F)

 ASUS JAPAN株式会社は、同社のChromebook6機種において、スタイラスペンの代わりに鉛筆で操作できる「ペンシルライティング」機能をChromeOSアップデートで利用できるようにする。アップデートはオンラインで自動で行われ、対応バージョンはChromeOS 137(137.0.7151.86)以降。

 対象機種は、Chromebook CZ11 Flip(CZ1104F)、Chromebook CZ12 Flip(CZ1204F)、Chromebook CR11 Flip(CR1104F)Chromebook CR12 Flip(CR1204F)の4機種の合計6つの型番。

ChromeOSアップデートで「ペンシルライティング」機能に対応するChromebook

 対応する推奨筆記具はHB、B、2Bの鉛筆と、2mm芯に対応するシャープペンシル。ただし、鉛筆の種類によっては正常に動作しないこともある。また、利用方法として横画面で使用することを推奨している。

 鉛筆での利用に対応したのは、教育現場でタブレット端末の活用が広がる一方でスタイラスペンの紛失や交換にかかるコストが課題となっているため。ASUSではこの課題に対応するため、鉛筆での書き込みに対応するようペンシルライティング機能を開発した。さらに、手のひらが画面に触れても誤操作を起きにくくするパームリジェクション機能にも対応した。

 ASUSはペンシルライティング機能を「スタイラスペン紛失時の代替手段」として設計しており「CBT試験やデジタル教科書などへの細かな筆記が必要な場合にはASUS純正スタイラスペンの使用を推奨」としている。