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Bit Blend、生成AIの教育現場活用についてコンピュータ利用教育学会で講演

合同会社Bit Blendが、3月27日にCIEC(コンピュータ利用教育学会)数理・データサイエンス・AI教育研究部会主催のセミナーで講演を実施

 生成AIを活用した研修・教育事業を行う合同会社Bit Blendは、3月27日にコンピュータ利用教育学会(CIEC)数理・データサイエンス・AI教育研究部会主催のセミナーにおいて講演し、生成AIの利活用に向けた提案を行ったと発表した。

 CIECは教育と学びにおけるコンピュータおよびネットワークの利用のあり方などを研究し、その成果を普及することを目的とする一般社団法人。講演を行った数理・データサイエンス・AI教育(MDASH)研究部会は、MDASHについて新たな教育方法や教材を検討することに取り組んでいる。

 3月27日に行われたセミナーは、東京の同志社大学東京サテライトキャンパスセミナー室とオンラインのハイブリッド形式で行われ、Bit Blend 代表の小森一輝氏による「教育現場における生成AIの活用」の講演と、指定討論者に同志社大学文化情報学部教授の宿 久洋氏を迎えて討論が行われた。

 講演では、生成AIが教育現場での課題解決に役立つという一方で、倫理的問題や情報セキュリティへの対応策に関する質問があったほか、指定討論者との「生成AIに頼りすぎることなく、学生主体の学びをどう維持するか」について議論が行われ、参加者からは生成AIへの可能性を感じるなどの声があったという。