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NTT東日本、設計から運用まで支援する「BizDrive 校務DX」を提供開始
2025年4月15日 08:30
東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)は、アプリ・クラウド・セキュリティなど校務DXの主要な技術要素導入と一元的なサポートをパッケージングした「BizDrive 校務DX(現在商標出願中)」を発表した。提供開始は4月18日(金)を予定している。
同ソリューションは、校務支援システムやサーバーをクラウドに置き、児童生徒のデータをダッシュボードなどで可視化し、データに基づく教育が可能な環境を整備するなど、文部科学省が校務DX推進に必須とする要素を1つのパッケージに統合したものである。
ロケーションフリーで安心して業務を行えるようにするためのセキュリティ要素技術を網羅し、設計・構築から保守・運用までを一元的に提供。自治体や学校における要件検討が不要で、導入までのプロセスを大幅に短縮できるのが特徴だ。
背景には、教職員の人手不足や長時間労働といった教育現場の課題がある。これらの解決を目指し、NTT東日本は、GIGAスクール構想で進められてきた高速ネットワーク整備と連動し、校務におけるデジタル化を支援する。
具体的には、校務アプリと汎用クラウドツール、アクセス制御に基づくセキュリティ対策の3つの技術要素を中核とし、一元的なサポート機能を付加。個別の製品選定や設計が不要で、製品選定から設計・導入・運用まで一元的なサポートを提供するという。
さらに、導入後の運用支援や窓口の一元化により、問い合わせ対応もスムーズになる。NTT東日本では同ソリューションの提供を通じて各教育委員会における要件検討を省力化し、教育の質向上と教職員の働き方改革を推進する。なお、提供料金は個別見積もり制。同社の営業担当者か問い合わせフォームから詳細を確認可能だ。