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NTT東日本、自治体や企業に生成AIサービスを提供開始
2025年4月10日 21:20
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、自治体や企業向けに生成AIサービスの提供を開始したことを2025年4月10日に発表した。
NTT東日本が提供する生成AIサービスは、自治体や企業が保有するデータをもとに外部の情報やデータから関連性の高い情報を抽出し、LLM(大規模言語モデル)から回答を生成。検索や文章要約、文書作成・添削、アイデア出しといった、日々の業務をサポートするという。
生成AIについては、活用できる人材の育成やセキュリティへの懸念、業務への具体的な活用方法などの課題がある。同サービスでは、生成AIへの指示(プロンプト)をテンプレート化する「コンシェルジュ機能」を利用できるため、利用者一人一人がプロンプトエンジニアになる必要がなく、組織内で生成AI活用を推進しやすい。
また、同社が社内利用で培ったスキルを基に、生成AI活用推進に向けたユーザー向けのサポートも提供。導入前のコンサルティングのほか、導入後の活用支援、研修やワークショップといったユーザーのDX推進を支える体制を整えている。
同サービスの提供エリアは全国で、インターネット接続環境があれば利用可能。最低利用期間は3カ月、最低利用ID数は20IDとなっている。利用料金は個別見積制で、基本メニューと利用状況に応じたオプションメニューから構成される。