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NTT-AT、デジタルドリル「ノウン」で「漢検過去問 模擬テスト」販売開始
2025年6月19日 10:30
エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社は、同社のドリル学習アプリ「ノウン」において、日本漢字能力検定(漢検)の公式過去問を提供開始した。スマートフォンやタブレット端末などで学習が可能で、漢検の各級ごとに提供。価格は、過去問が3回分入った1種類(各級)が税込900円。
公式過去問は、デジタルドリル販売サイト「ノウンストア」から購入でき、購入すると1年間ダウンロードすることができる。
公式過去問が対応する漢検の級は10種類で、2級、準2級、3級、4級、5級、6級、7級、8級、9級、10級。出題領域ごとに1問ずつ解答し、採点しながら学習を進めることができる「ドリルモード」と、実際の検定と同じ制限時間内で全問を解答する「テストモード」がある。
画面上に実際に漢字を書いて確かめることができる書き込み機能や、間違えた問題や自信のない問題だけを再チャレンジする機能、過去の学習履歴と比較する機能、成績グラフ機能など、学習効果を高めるさまざまな機能も搭載した。
公式過去問は、コンビニエンスストアのファミリーマートでも購入が可能。マルチコピー機「ファミマプリント」で公式過去問を購入すると、ノウンの「漢検過去問 模擬テスト」を無料で試せる二次元バーコードが提供される。1回分の過去問をダウンロードできるほか、模擬テストを追加購入することもできる。
学校では、クラウド型教育プラットフォームの「まなびポケット」を通して漢検過去問 模擬テストを利用可能だ。利用の際は、学校から直接購入するか、まなびポケット経由で購入が可能。
学校用には、教員向けに有償の「学習管理機能」を用意。児童生徒に課題や宿題を出し、解答や書き込み内容の確認、学習状況をリアルタイムで確認することなどが可能になる。
ノウンでは、今回の漢検だけでなく、各種の検定試験・資格試験や高校受験・大学受験などの問題集のラインアップを充実させ、効果的な学習環境の提供を図るという。また、漢検の日本漢字能力検定協会も、ノウンをはじめとするデジタルデバイスへの問題提供により、漢字学習の充実を目指すとしている。