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子供の「好き」「やりたい」をサポート、「小中学生トコトンチャレンジ」2025年の申請募集

株式会社誠文堂新光社が、「小中学生トコトンチャレンジ2025」の申請募集について2025年1月9日に発表

株式会社誠文堂新光社は、小中学生向け科学雑誌『子供の科学』と株式会社リバネスが共催する教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2025」の申請募集について2025年1月9日に発表した。

同プログラムは、子供たちが自分の好きなことを深く追求し、仲間や専門家とともに探究する経験を通じて、未来の科学を担う子供たちを育成することを目的としている。

1924年創刊の『子供の科学』は昨年100周年を迎え、その記念事業として「トコトンチャレンジ2024」を実施している。昨年は採択者17名と各種企業賞や審査員特別賞を受賞した子供たちが研究・開発に取り組み、2024年12月の成果発表会で自身の研究成果を発表した。

2024年12月の成果発表会に参加した子供たち

同プログラムの参加対象は、2025年4月時点で小学3年生から中学3年生の子供で、3月2日(日)の23時59分まで申請を受け付ける。応募テーマは、実験やものづくり、自然観察などの科学に関する内容で、「好き」を起点にしたものか身近な課題や社会の課題を起点にしたものからテーマを選ぶ。

また、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授の横山広美氏とサイエンスアーティストで科学系YouTuberの市岡元気氏、株式会社NEST EdLAB代表取締役の藤田大悟氏、子供の科学編集部が審査員を務める。

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 教授 横山広美氏
サイエンスアーティスト・科学系YouTuber 市岡元気氏

なお、採択者には研究資材費が最大3万円支給されるほか、オンライン研究スクール「才能発掘研究所NEST LAB.」の無料受講権、雑誌『子供の科学』2025年6月号~2026年1月号が提供される。研究は専門家や仲間のサポートを受けながら進め、2025年12月の成果発表会で成果を披露する予定だ。