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『子供の科学』創刊100周年の「小中学生トコトンチャレンジ2024」にゲームクリエイター部門を新設

「小中学生トコトンチャレンジ2024」にゲームクリエイター部門を新設

 株式会社誠文堂新光社は、2024年に創刊100周年を迎える『子供の科学』が100周年プロジェクトとして開催する次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2024」において、新たにゲームクリエイター部門を設置した。ゲームの企画を考えプロとゲームを作るもので、企画申請の締め切りは3月3日。

 次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2024」は、子供の科学が100周年を迎えるにあたり、好きなことを探究してチャレンジする子供たちをサポートする「KIDS STARTUP PROJECT(キッズスタートアッププロジェクト)」を立ち上げたが、そのメインプロジェクトとなる。誠文堂新光社と株式会社リバネスが主催、子供たちのチャレンジをお金、技術、情報、環境でサポートする。

小中学生トコトンチャレンジ2024

 新設するゲームクリエイター部門は「城とドラゴン」「ドラゴンポーカー」などを手掛けたゲーム会社の株式会社アソビズムがサポート。応募者が新しいゲームのアイデアを書いて応募し、アソビズムのゲームクリエイターからアドバイスを受けながら応募時に思い描いたゲームを作り上げる。審査員はアソビズムの代表取締役CEOの大手智之氏。

審査員のアソビズムの代表取締役CEO 大手智之氏

 ゲームの企画の応募は3月3日までで、審査の上で3月17日ごろに採択者を決定する。

 その後、開発環境を整えるために必要な書籍購入など申請された予算を助成、6月ごろに入金する。開発中に迷うところがあれば質問できる質問ツールを設置、4月から5月ごろにどのようなプロセスで開発するか、ゲームクリエイターと会議し、会議で決めたスケジュールに合わせてテスト段階のベータ版を作成する。

 さらに、試遊した上でフィードバックする機会を設け、12月には最終的に仕上がったゲームをオンラインで発表、日本中のみんなに遊んでもらえるように公開するという。

子供の科学