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旺文社の「受験生のための英検カコモン」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

株式会社旺文社は、同社が提供する「受験生のための英検カコモン」が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞したことを2024年10月16日に発表した

株式会社旺文社は、実用英語技能検定(以下、英検)の過去問学習ができるWebサービス「受験生のための英検カコモン」が2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したと2024年10月16日に発表した。

同サービスは、スマートフォンで英検の過去問を解くことが可能で、学習者の効率的な学習を支援する設計とアプリの操作性が評価された。同社は、英検対策書の利用者12,000人以上に英検学習に関する悩みを調査。受験生が抱く英検学習の課題を解決するため、同サービスを開発したという。

同サービスの特徴として、旺文社独自の分析による「分野別特訓」機能がある。過去問を「頻度順」「難易度順」「やさしい順」に並べ替えできるほか、過去に間違えた問題やブックマークした問題をフィルタリングして表示可能で、復習や苦手対策が容易に行えるようになっている。

頻度・難易度分析のデータから過去問を並べ替えできる

これまで独学が難しかったライティングとスピーキングについては、自己採点機能を取り入れ、学習者が自分自身で改善点を把握できるようにした。2024年12月には、AI採点機能の提供を予定しており、英検に特化したアドバイスを学習者に提供する予定だ。

過去問は、一次試験から二次試験までをカバーし、2024年度の第1回から過去9回分の一次試験・二次試験の問題を収録している。無料会員の場合は、最新1回分の過去問を利用できる。

一次試験から二次試験まで対策が可能

採点結果画面では、「総合評価」「技能ごとの正答率」「大問ごとの正答率」をグラフで確認できる。また、問題ごとの正誤を表示し、同社編集部による詳しい解説や解答、訳、英文スクリプトなどをすぐに確認可能だ。

全体のサマリや問題ごとの採点結果、正答率推移を確認できる

なお、学習中の受験生数を可視化する機能や、目標大学の英検利用入試情報を表示するなど、学習者のモチベーションを維持する機能も数多く搭載している。

学習者のモチベーションを高める機能を搭載