ニュース

旺文社、問題集の自動採点と解き直しをサポートする「学びの友」アプリを公開

旺文社の書籍購入者は無料で利用可能

アプリ「学びの友」の画面

 株式会社旺文社は、同社の問題集30点以上に対応し、採点から見直しをサポートするアプリ「学びの友」を公開した。旺文社の書籍購入者は無料で利用できるアプリ。iPhone/iPadのみの対応となる。

「学びの友」は、丸つけを自動採点化し、学習の結果を可視化・蓄積することで、採点の手間の軽減とさらなる学習効率を追求できるアプリ。開始時点での対応書籍は「7日間完成 英検予想問題ドリル」シリーズ、「英検過去6回全問題集」シリーズ、「大学入試 全レベル問題集」シリーズで、対応書籍を今後追加する予定。

 自動採点では、オンラインマークシートに解答をタップで入力し「採点する」を選択すると瞬時に採点結果を表示、リスニング問題もアプリから音声が流れる。記述式についても、模範解答を参照できる。

 また、学習履歴から間違えた問題を抽出して解き直しができるほか、アプリキャラクター「まなまる」が表示され毎日の学習状況を確認できる。さらに、試験日を設定すれば、日数カウントダウン機能も利用できる。

 ほかにも、同時に開始する「旺文社まなびID」の登録により、旺文社が提供する学習や入試情報サービスのシームレスな利用も可能になる。

同時に開始する「旺文社まなびID」

 今後は機能面でのアップデートも予定。現在はiPhone/iPadのみの対応だが、2023年夏にはAndroid向けアプリの提供も予定している。

 旺文社では、これまで、書籍に学習アプリを組み合わせるものとして単語学習、リスニング学習を応援するアプリとして「ターゲットの友」「英語の友」を提供、両アプリで合計600万ダウンロードを超えているという。