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タイピング×情報活用能力の習熟度を10分程度で判定、検定参加の自治体と学校を募集

「令和6年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」に参加する自治体や小中学校を募集

株式会社ミラボと株式会社教育ネットは、共同開発したデジタルAI教材「らっこたん」を利用した「令和6年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini」に参加する自治体や小中学校の募集を開始した。

同検定は、2024年2月に文部科学省のデジタル学習基盤特別委員会が中間目標として発表した「キーボードによる日本語入力スキルのKPI達成」をサポートする目的で12月27日(金)まで実施する。

同指針では、小学生と中学生ともに、2026年には約2.5倍の入力スキルを習得することを示している。

区分現況値目標値
小学生2022年:15.8文字/分2026年:40文字/分
中学生2022年:23文字/分2026年:60文字/分

両社が実施するタイピングスキル検定では、1分間にどれだけ正確に文字を入力できるかを測定し、個人結果のほかクラス別や学年別、学校別、自治体全体の結果も把握できる。両社によると、延べ44,687人の児童生徒が参加したという。

タイピングスキル検定

情報活用能力検定miniでは、情報モラルやセキュリティの基本について、課題設定から情報収集、整理・分析、まとめ・発表、振り返りをクイズ形式で出題。児童生徒の情報活用能力について、各ステップの習熟度を図る。

情報活用能力検定mini

検定結果は、クラウド型AI教材「らっこたん」を通じてリアルタイムでフィードバックされ、学習成果をグラフで確認できる。

同検定の概要は、以下の通り。

募集要項

名称:令和6年度【第2回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini
募集要項:
 実施期間 2024年9月9日~12月27日(金)まで
 参加対象者 小中学生
 参加費 無料(機材やネットワーク環境は各校で準備)

実施の流れ

・申し込み
・検定実施日の決定
・自治体内の全小中学校で実施
・結果のフィードバック
(システム内で個人成績、学年別・学校別・全体比・前回との比較結果を確認可能)

同検定は、自治体全体の状況を把握するほか、児童生徒が目的を持って1人1台端末を活用するといった課題解決の1つとなるだろう。

検定に参加する意義と得られるメリット