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校務DXサービス「KOOM時間割クラウド」に日課管理機能を提供、コトバンク

授業カリキュラムを自動生成する「KOOM時間割クラウド」に日課管理機能を提供

コトバンク株式会社は、同社の校務DXサービス「KOOM時間割クラウド(以下、KOOM)」に「日課管理機能」を正式リリースした。同機能は、ベータ版として一部の学校で試用されていたが、今後はすべての利用校に提供する。

KOOMは、一部の教員に負担が集中していた時間割作成業務を効率化するサービスで、主に中学校や高等学校で利用されている。同社によると、最大で150時間の作業時間を削減できるという。

今回提供する日課管理機能は、KOOM上で作成した時間割プランから、自動で日課カレンダーを生成して授業の予実管理をサポートする。施工期間や除外日を自由に設定して、特定期間における時数一覧も出力できる。

また、日課カレンダーに展開した授業は、日々の変更に合わせた振り替えが可能となる。振り替え結果は自動で記録され、最新の時間割をクラス別・教員別にPDFファイルやExcelファイルで出力が可能。

日課カレンダーに展開した授業をすぐに振り替え可能で、振り替え結果は自動記録される

これまでは、担当者が変更時間割を作成し、職員室前のホワイトボードに書き写して、生徒が目視確認する作業が必要であったが、同機能によってデジタル化と省力化が可能となる。

なお、同社は今回のリリースを記念し、過去にKOOMのトライアルを利用していない学校を対象として、全機能を無料で試用できるキャンペーンを2025年3月31日(月)まで実施する。公式サイトでは、キャンペーンの詳細のほか、導入事例などを確認できる。

時間割クラウドKOOM 担当ゼネラルマネジャー 谷口 諭氏

KOOMの担当ゼネラルマネージャーである谷口 論氏は、「時間割の運用は現地でないと確認・更新しにくい業務だが、同機能のリリースによって、どこからでも最新の時間割を確認できるようになる。変更履歴の利用によって教務担当の負担を軽減し、柔軟な働き方を推し進める一助になる」とコメントしている。