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コトバンク、英語音読クラウド「RepeaTalk」にカード形式の音読機能を追加

コトバンク株式会社が、英語音読クラウド「RepeaTalk(リピートーク)」に、「カード形式」の音読練習機能を新たに追加

コトバンク株式会社は、英語音読クラウド「RepeaTalk(リピートーク)」に、学習インターフェースを「カード形式」とした音読練習機能を新たに追加した。

RepeaTalkは、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)の強化を目的とした教員向け音読指導クラウドだ。中学校・高校・学習塾などで利用されており、50種類以上の練習方法を組み合わせて課題を作成可能なほか、AIと教員のハイブリッド型添削によるフィードバックを提供するのが特徴。

従来のリピートークでは、LINEアプリのような吹き出し形式のインターフェースにより、文章全体を音読するようになっていた。長文全体の意味を考えながら音読する練習に向いているが、英文を単語ごとにじっくり音読し、1つ1つの発音を確認する練習は提供できていなかったという。

今回追加したカード形式のインターフェースでは、単語ごとの発音を確認しながらの音読練習を可能にした。単語や英文単位で評価を表示できるため、これまで以上に苦手な部分に集中して学習しやすくなっている。録音した音声をピンポイントで聞き直せるほか、最低評価時には追加練習を指示する仕様となっており、効率的に苦手部分を練習できる。

また、カード形式音読機能の追加に伴い新たな練習アクティビティとして「Card Reading」と「Card Repeating」が選択可能となった。

カード形式音読学習を開始
発音が合っていない単語があったため、もう一度チャレンジ
良い評価の獲得で合格!
次のカード形式音読に挑戦

なお、同社は逗子開成中学校・高等学校からの意見を受け、教育現場のニーズを新機能に反映している。同校は、「カード形式の追加で視覚的な要素が強化され、生徒たちがより楽しんで取り組む姿が印象的だった。新しい学習方法を試すことで、生徒たちの意欲向上につながっている」と新機能についてコメントしている。