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高専生が技術実証に挑戦!「高専ワイヤレステックコンテスト2024」で26チームを採択

「高専ワイヤレステックコンテスト2024」の応募33チームから、26チームを採択

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(以下、CIAJ)が主催する、全国の高等専門学校の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2024」(以下、WiCON2024)が募集を終え、26チームの採択を決定した。

採択されたチームは、技術実証のための費用として最大150万円が支援され、約9カ月間の技術実証に挑戦する。

高専ワイヤレステックコンテストのロゴ

高専ワイヤレステックコンテスト(以下、WiCON)は高専の地域性を生かし、電波の有効利用を目指した技術実証を行うコンテスト。全国の高専生(国立高専、公立高専、私立高専)による技術実証を通して、ワイヤレス人材の育成、および地域共同で進める課題の解決、さらには近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に取り組むことを目的としている。

同コンテストは、2017年度に総務省主催で「高専ワイヤレスIoTコンテスト」としてスタートした。2023年度からは「高専ワイヤレステックコンテスト」と名称を改め、CIAJが主催となって総務省との共催で開催している。

今回募集したのは電波を効率的に利用する無線技術/システムの「新規アイデア」の技術実証に関する「ワイヤレス基礎技術部門」と、既存の無線機器/システムを用いた「モノ」「アプリ」「サービス」の技術実証に関する「ワイヤレス利活用部門」の2部門。

応募数は、ワイヤレス基礎技術部門が4チーム、ワイヤレス利活用部門が29チームで、計33チームだった。その中から、ワイヤレス基礎技術部門で3チーム、ワイヤレス利活用部門で23チームの、計26チームを採択した。

今後、2025年2月末までが実証期間となる。2025年1月中旬に、本選大会に進む上位複数チームを決定する予選大会を開催。3月上旬に、最優秀賞(総務大臣賞)などを決定する本選大会を開催する。そのうえで3月下旬に実証に関するレポートを提出する。

WiCON2023での技術実証の様子

実施体制は以下の通り。

  • 主催:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)
  • 共催:総務省
  • 後援:一般社団法人全国高等専門学校連合会、デジタル庁、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、一般財団法人全国地域情報化推進協会(APPLIC)、一般社団法人電子情報通信学会
  • 運営:高専ワイヤレステックコンテスト2024 運営委員会
  • メディア協力:一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本ケーブルラボ
  • 協力:株式会社ON BOARDグループ

協賛企業・団体は以下の通り(アルファベット順、五十音順)。

〈プラチナ協賛:17社〉

  • KDDIエンジニアリング(株)
  • (株)安藤・間
  • エクシオグループ(株)
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
  • さくらインターネット(株)
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
  • ソフトバンク(株)
  • 東光電気工事(株)
  • 日本コムシス(株)
  • 日本電気(株)
  • 東日本電信電話(株)
  • (株)日立システムズ
  • 富士通(株)
  • 三菱電機(株)
  • (株)ミライト・ワン
  • (株)リコー
  • ローム(株)

〈シルバー協賛:10社〉

  • IHI運搬機械(株)
  • 岩崎通信機(株)
  • NTTコム エンジニアリング(株)
  • 沖電気工業(株)
  • 鹿島建設(株)
  • 九州電力(株)
  • 東海旅客鉄道(株)
  • 西日本電信電話(株)
  • パナソニック エナジー(株)
  • (株)日立国際電気