ニュース

代ゼミと共同で「情報I」試験対策教材を開発、テックキャンプ

 プログラミングスクール「テックキャンプ」を運営する株式会社div(ディブ)は、学校法人高宮学園代々木ゼミナール(以下代ゼミ)と連携し、大学入学共通テストの「情報I」試験対策教材を共同で開発すると発表した。今後、代ゼミの共通テスト対策模擬試験において問題や解説を使用する。

 大学入学共通テストでは2025年1月実施分から新科目として「情報I」が追加されるが、高校や学習塾では、現在のところ「過去問」が存在しないまま受験対策を進めており、プログラミングやデータサイエンスの指導者と大学受験対策用の教材不足が課題との声が上がっているという。

 そのため、divと代ゼミでは「情報I」の大学受験対策用の教材を共同で開発することとした。代ゼミの大学入試問題の分析力にテックキャンプのプログラミング教育の知見が盛り込まれた教材を提供することで、大学入学共通テストで高得点を目指す受験生を支援する。

 テックキャンプは、未経験からITエンジニアへの転職を実現させるというプログラミングスクール。divによると、2016年9月1日~2023年6月30日までで、4600名以上がITエンジニアとして転職し、受講生の転職成功率は98%を実現しているという(2016年9月1日~2023年3月7日の累積実績)。同社はテックキャンプのほか、法人向けに「テックキャンプ 人材紹介サービス」「テックキャンプ 法人研修サービス」も提供している。