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黒板をホワイトボードに着せ替えできるパネル「KisePa」、サカワが販売開始

 株式会社サカワは、黒板着せ替えパネル「KisePa(キセパ)」を10月1日から販売開始した。黒板に磁力で付け外しができるパネルで、装着したところはホワイトボードとしてプロジェクター投影や手書きスクリーンとして使える。価格はキャンペーン価格で4枚組で3万3000円から。

 サカワは、黒板にプロジェクター投影は見えにくく、一方で黒板への板書が好きな先生がいるなかで、それを両立させるためにKisePaを開発した。

パネルの端は角丸処理
曲面黒板にも対応

 磁力で装着するため付け外しが容易で、パネルサイズも1枚あたり840mm×550mm、重さは約635g。曲面黒板にも貼り付け可能。大人だけでなく子供にも取り扱いができ、パネルの端は角丸処理により素手で持っても安全だという。

 KisePaの利用法はプロジェクター投影のほか、模造紙がわりに使用してホワイトボード用のペンで書いてグループワークの発表にも使える。その際も通常のマグネットスクリーンに比べて書きやすく消しやすいという。

ホワイトボードとして書ける
プロジェクターのスクリーンとして投影できる
模造紙がわりにグループワークに活用可能
持ち運びが容易、教室間を移動して使用も可能

 パネルは8枚使用することで、一般的な幅3.6m、高さ1.2mの黒板に収まるが、好きな部分だけ貼り付ければ、部分的にホワイトボード化することもできる。

 価格は4枚セットで6万2000円。ただし2023年12月31日まではキャンペーン価格となっており、教育機関向けに最初の4枚セットは3万3000円で販売する。また、8枚組の見積もりも可能。購入前の無料貸し出しにも対応するという。