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モノグサ、外国ルーツの児童生徒向け日本語学習コンテンツ「にほんごスタート」を開始

学習コンテンツのイメージ

 モノグサ株式会社は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」において外国ルーツの児童生徒向けの日本語学習コンテンツ「にほんごスタート」を提供開始する。ヒューマンアカデミー株式会社が運営するヒューマンアカデミー日本語学校よりライセンスを受けたもので、主に公立小中学校向け。

 現在、公立学校における日本語指導が必要な児童生徒(日本国籍含む)は2018年度に5万人を超え、10年間で1.5倍に増えているという。

公立学校における日本語指導が必要な児童生徒数

 そこで、ヒューマンアカデミーのオリジナルテキスト『つなぐにほんご初級1,2』をベースに外国ルーツの児童生徒向けの日本語学習コンテンツ「にほんごスタート」を開始する。

 自習教材として作られているため、児童生徒自ら学習を進めることができ、日本語教育の経験がない先生でも使いやすいとしている。

 内容は、語彙、文法、漢字の3種類のコンテンツを提供し、学習者は「聞く」「書く」「読む」力を養うことができる。実生活に即して使えるような内容としており、にほんごスタートの内容をすべて記憶定着すると、日本語能力検定(JLPT)N4レベル、CFERではA2レベル相当の日本語力を身につけることができるという。