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メタバース上にバーチャル校舎を開設、神村学園東日本教育サポートセンター
2022年9月28日 06:40
単位制・通信制高校サポート校である神村学園東日本教育サポートセンターは、2022年9月よりメタバース（仮想空間）上にバーチャル校舎を開設し、運用開始したと発表した。生徒や職員間の交流や教育活動に活用し、メタバースならではのコミュニケーションに期待しているという。
メタバース上の校舎は2階建て、十数箇所の教室を備えたオリジナルの校舎。生徒は自分の好きなアバターを作成、自由に移動してチャットや音声通話で生徒や職員とコミュニケーションが可能。授業映像もあり、メタバース内で教科の学習をすることもできる。アクセスには専用アプリやVRゴーグルは不要で、スマートフォンやタブレットからアクセスができるとしている。
メタバース上のバーチャル校舎を開設した理由としては、不登校傾向や外出が苦手な生徒にも「学校に通う、登校する」という経験をより手軽にする狙いがある。また、対面でコミュニケーションが苦手な生徒も、ビデオ通話よりもアバターを用いることで、コミュニケーションのハードルを下げる効果を期待、アバターならではの独自の距離感が、これまでの対面やビデオ通話とは別のコミュニケーションの活性に貢献することも期待している。
また、メタバースは生徒や職員間のコミュニケーションのほか、入学希望者に対してのオープンキャンパスや学校説明にも活用。オープンキャンパス用のオリジナルのメタバースで各キャンパスの概要を24時間確認できるとともに、予約すれば職員から説明を受けることも可能になる。
