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メタバース構築機能を強化した「BLOCKVROCK」の新バージョン、ノーコードでメタバース作成可能に

完成したメタバース空間

 企業向けAR・VR開発ソリューションを提供しているレベルエンターは8月3日、無料でVRプログラミングができる「BLOCKVROCK」のバージョンアップを発表し提供開始した。新バージョンはBLOCKVROCK version 4.0.0で、ソースコードの記述が不要なノーコードでメタバースの作成ができ、VR空間をオリジナルのメタバース空間としてシェアする機能を強化した。

「BLOCKVROCK」は「自分の世界を手作りしよう」をテーマとして作られた無料でオリジナルのVR/AR作品を作成できるツール。自分だけのオリジナルのVR作品を作成しながらプログラミングや3Dの表現、デジタルクリエイティブのさまざまな要素を実践しながら学ぶことができる。利用には、アプリのダウンロードは不要でWebブラウザのみで利用できる。

ノーコードのプログラミング画面

 version 4.0.0では、そのほかにVRアプリケーション向けの人型3Dアバター(3Dモデル)データを扱うためのファイルフォーマットであるVRMに対応したほか、シーン上の配置調整を簡単にする機能、英語、日本語、ひらがなに対応した。

 また、新バージョンのversion 4.0.0を使ったワークショップを8月19日に森ビル主催の「キッズワークショップ2022」で実施する。REALITYとGREE VR Studio Laboratoryとワークショップを企画するなかで、子供でもメタバースをゼロからつくれるプラットフォームを実現したもので、ワークショップではMeta Quest 2でキャプチャしたモーションを取り込みアバターに適用する。

キッズワークショップ2022
実施するワークショップ