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Geminiで特別支援教材を作成、eboardが9月27日に大阪で無料講座

NPO法人eboardが、主に特別支援の教員を対象としたAIワークショップを2026年9月27日(日)に大阪で開催(出典:NPO法人eboard)

NPO法人eboardは、主に特別支援の教員を対象とした「生成AIで“学びにくさ”に寄り添うデジタル教材作成:特別支援の先生のための、はじめてのAIワークショップ」を全国展開すると発表した。その第1弾として、2026年9月27日(日)に大阪で無料のワークショップを開催する。

同ワークショップは生成AI(Gemini)を活用し、学びにくさを抱える子供への「教材の工夫」を形にする体験型プログラムだ。学校で生成AIを安全に活用する際に押さえておきたいポイントの解説や、現場で使える教材アプリの作成に加え、他校の教員と作成した教材や指導の工夫を共有するシェアタイムを設ける予定だ。

参加条件として、基本的なパソコン操作(文字入力や「コピーと貼り付け」など)ができることや、キーボード付きでインターネットに接続できるパソコンを用意して参加できることが挙げられている。

また、Geminiを使用できるGoogleアカウントが必要。学校・自治体から支給されているGoogleアカウント(@ed.jpなど)は、セキュリティ制限によりGeminiが起動しないケースがあるので、事前にGeminiにアクセス可能かを確認し、アクセスできない場合は必ず「個人用」のGoogleアカウントを用意する必要がある。

なお、2026年10月以降は仙台・東京・宮崎でも教員向けのAIワークショップの開催を予定している。さらに2027年には、2026年の4都市とは別の4都市で開催する予定だ。詳細については、決まり次第、順次発表する。

<開催概要>
名称:生成AIで“学びにくさ”に寄り添うデジタル教材作成:特別支援の先生のための、はじめてのAIワークショップ
日時:2026年9月27日(日)13時30分〜15時30分(受付開始:13時15分~)
会場:エブリグランデ新大阪
住所:〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1-19-11 大城ビル2F
アクセス:JR京都線 新大阪駅 徒歩1分、地下鉄御堂筋線「新大阪駅」より徒歩7分
定員:30名(定員に達した時点で受付を終了)
形式:対面・ワークショップ型
事前準備:担当する児童生徒に取り組んでもらいたい課題や、作成したい教材のアイデアをあらかじめ想定しておくと、当日の演習がよりスムーズになる
参加費:無料
申し込み:特設サイトより

■対象

  • 特別支援教育(特別支援学校・特別支援学級・通級による指導など)に携わる教員
  • 通常学級などで、学びにくさを抱える子への対応や教材づくりに関心のある教員
  • 塾やフリースクールの教員

■プログラム内容

  • 学校現場での生成AI活用:押さえておきたいポイント
  • 実践! 学びにくさを抱える子に合わせた教材作成ワーク
  • グループに分かれての教材・工夫のシェア、振り返り
生成AIを利用したデジタル教材の作成例

「この子には、もう少しわかりやすい教材があったらいいのに」「既存の教材だと、この子にはちょっと難しい」「授業や個別支援で使える教材を、自分で工夫して作れたら」など、特別支援の現場では、子供の特性やつまずきに合わせて、教材にさまざまな工夫を加えることが求められる。eboardによると、多忙な教員が一人ひとりに合わせた教材を作り続けることは、大きな負担になるとしている。

今回のワークショップでは、こうした教員の「もうひと工夫」を、生成AIを使って実際のデジタル教材・アプリへとカタチにしていく。特別支援教育に携わる教員はもちろん、学びにくさを抱える子供への支援や教材づくりに関心のある教員の実践に役立つように工夫しているという。

なお、2026年8月5日には、オンラインワークショップを先行開催し、40名以上が参加。このときは、以下のようなアプリが教員の手によって作成された。

  • 見通しを持つことが苦手な児童向けの「カウントダウン」アプリ
  • 似た形の文字の見分けが付きにくい生徒に「同じ文字を探すゲーム」
  • 生活スキルのトレーニングに「料金支払い」に必要なコインの種類や数を判断するゲーム

事後アンケートでは回答者全員が「とても満足」と回答したという。eboardではこうした反響を受け、対面による深い交流とサポートを可能とするため、全国各地での開催を決定している。