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豊橋市の小学生がラジオでおすすめの本を紹介、読書の魅力を地域に発信

愛知県の豊橋市立磯辺小学校の児童が、地元コミュニティFMの番組に出演し、おすすめの本をリスナーに紹介(出典:豊橋市、以下同じく)

愛知県豊橋市立磯辺小学校の児童が、2025年12月19日にエフエム豊橋の番組「Friday MiX」に出演し、リスナーに向けておすすめの本を紹介した。同校では、30年以上にわたり読書活動に力を入れている。

番組に出演した児童は、『マンガ・クイズつき『桃太郎電鉄』で学ぶ47都道府県地理・歴史攻略』(学研プラス)について、「各都道府県の観光名所やご当地グルメ、名産品、工芸品がわかりやすく紹介されている。桃太郎電鉄が好きな人や地理、歴史に興味がある人はぜひ読んでみてほしい」とおすすめポイントを語った。

『マンガ・クイズつき『桃太郎電鉄』で学ぶ47都道府県地理・歴史攻略』(学研プラス)の魅力を紹介

2冊目は、学校の図書館で借りたという200ページ近い『じいちゃんの山小屋』(小峰書店)。父親とけんかした主人公が祖父との山小屋での暮らしを通して成長する物語である。児童は、「主人公のようにぼくも洞窟や山が好き。洞窟や山で過ごしてみたいと思う。主人公の名前に自分と同じ字が入っているところも好き」と、お気に入りの挿絵を紹介しながら、本への思いを語っている。

お気に入りの挿絵とともに、『じいちゃんの山小屋』への思いを語る児童

本番を終えた2人は「もう1回出演したい」と語り、笑顔を見せた。一緒にラジオ出演した同校校長の稲田氏は、「どの分野でも『学習者モデル』や『チャレンジモデル』になる子を育てたい。今回の経験を自信に、2人にモデルになってくれることを期待している」と児童をたたえた。

本番を終えた2人の児童

磯辺小学校では、地域の図書ボランティアによる読み語りや人形劇などを通じて、読書に親しむ環境づくりを続けてきた。今年度は「読む読むクラブ」と「ポケットクラブ」を新設し、それぞれが特色ある活動を展開。読む読むクラブでは、本の内容を紹介し合う「ビブリオバトル」に挑戦し、読解力や表現力を高める取り組みを行っている。

読む読むクラブでは、本の内容を紹介し合う「ビブリオバトル」に挑戦

一方、ポケットクラブ(4~6年生)では絵本の世界をテーブルシアターで表現し、12月には近隣の保育園2カ所を訪問。園児たちに『ぞうくんのさんぽ』の読み聞かせを披露した。児童たちは園児が聞き取りやすいような声の大きさや、絵本を読むスピードなど朗読する技術、絶妙な「間」をとって朗読ができるように成長した。

園児たちに『ぞうくんのさんぽ』の読み聞かせを披露

ラジオ出演した2人も組み木を使いながら『ぞうくんのさんぽ』を園児に朗読。2人は「準備してよかった。人形劇や切り込み絵本での朗読など、さまざまな方法で本の楽しさを伝えたい」と話しているという。