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生成AIで「10年後の神戸」を考える、通信制の高校生が市立高校生の探究を支援

青楓館高等学院が、神戸市立高校から集まった生徒を対象に、探究活動を支援するワークショップを実施(出典:株式会社青楓館、以下同じく)

通信制高校サポート校の青楓館高等学院は、神戸市立高校から集まった生徒16名を対象に、探究活動を支援するワークショップを2026年7月31日に実施した。

今回のワークショップは、神戸市における産官学民連携の取り組み「KoLaBo」を通じた神戸市教育委員会からの依頼を受けて実施したもの。生徒たちは役割を分担し、「AIの基本概念」から「データと学習の仕組み」「AI倫理とリスク」「未来の仕事」まで、高校生に必要なAIリテラシーを徹底的に調査し、カリキュラムをゼロから構築している。

さらに、教育委員会の関係者や外部の専門家と何度も打ち合わせやフィードバックを重ね、「AIは答えをもらう道具ではなく、考えるための道具である」というメッセージを伝えるための授業設計へと磨き上げた。

ワークショップに参加した生徒は、「2035年(10年後)の神戸」を見据え、「10年後の神戸はどうなっているか」「その中で自分はどう神戸に貢献したいか」「そのために今から何を始めるか」という3つの問いに沿って、AIと対話しながら考えを深めている。

同ワークショップは、自分たちが暮らす街を客観的かつ多角的に捉え直し、未来の自分のあり方を考える年間プログラムの導入企画となっている。今後は現地での探究活動を行い、2026年12月の中間報告会、2027年1月の探究フォーラムでの最終発表へとつなげる予定だ。

事前打ち合わせの様子
ワークショップの様子

参加した神戸市立高等学校の生徒からは、「普段の使い方以上にAIの活用方法があることを知れてとても良かった。高校生の皆さんが丁寧に教えてくれてわかりやすく、楽しく学べた」「とてもわかりやすい説明で面白かったし、自分の事を知れてうれしかった」「学校の生徒さんが話しかけてくれて助かった」という声が寄せられた。

青楓館高等学院では、PBL(課題解決型学習)や、各分野の専門家を招いた授業などを実施。一般社団法人教育AI活用協会の「AI先端モデル校」として、学習の過程にAIを積極的に取り入れているという。今回のワークショップでは、こうした日頃の学習で得た生成AI活用の経験を、生徒がほかの高校生の探究活動を支援する形で活用している。

●【青楓館高等学院】紹介映像