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神戸市が推進、若者向け「デジタル部活」プロジェクトが始動──初回は「恋愛」からAI活用を学ぶ
2025年8月28日 08:30
AIリスキル株式会社は、若者向けの学習プロジェクト「こうべデジタル活動部(デジ活)」の運営を開始すると発表した。初回イベントは、9月23日(火・祝)に神戸市中央区の「ANCHOR KOBE」で開催する。
こうべデジタル活動部は、神戸市が推進する「デジタル人材育成エコシステム形成事業」の一環として企画した取り組み。中学生から大学院生、専門学校生や高専生が、生成AIをはじめとするデジタル技術の活用を楽しく習得できることを目的としている。運営には、AIリスキルのほか、S&P株式会社、studio vecoが参加し、それぞれの専門性を生かしたプログラムを展開予定だ。
初回イベントのテーマは「恋愛から学ぶ、勉強にも役立つAI活用術」。当日は、ChatGPTを使ったミニワークやAI活用のハンズオン、グループディスカッションを予定しており、恋愛を切り口としてAIツールの使い方を体験的に学べる。参加費は無料で、定員は50名、参加者はパソコンの持参が必要となる。
同プロジェクトは単発のイベントにとどまらず、2026年3月まで毎月異なるテーマで継続的に開催予定だ。テーマは、クリエイティブテック、データアナリティクス、MedTech(医療分野における最先端技術)、サイバーセキュリティ、アプリ実装などを予定しており、AIを「学ぶ→使う→社会に生かす」プロセスを段階的に体験できる構成とした。
同事業では、参加企業や教育機関との連携を通じて、学びを地域全体で支える仕組みづくりも目指している。さらに、Discordによるオンラインコミュニティの運営を通じて、イベント終了後も学びを継続できる環境を提供するという。
初回イベントの概要は、以下の通り。
日時:2025年9月23日(火・祝)14時〜17時
場所:ANCHOR KOBE
兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2-1 神戸三宮阪急ビル15階
テーマ:恋愛から学ぶ、勉強にも役立つAI活用術
対象:中学生~大学院生まで、専門学校生、高専生も含む
※若手社会人の参加も可能
定員:50名
参加費:無料
持ち物:パソコン