ニュース
「ChatGPT for Teachers」を米国の教員向けに無償提供
2025年11月21日 12:03
OpenAIは、米国のK–12教育機関(日本における幼稚園から高校まで)に勤務する教員や管理職向けに「ChatGPT for Teachers」の提供を開始した。同サービスは2027年6月まで無償で利用できる。
ChatGPT for Teachersは、教員が授業準備を効率化し、教材をアレンジしてほかの教員との共同作業がしやすいように設計された専用のワークスペースである。ChatGPT for Teachersの共有情報は、AIの学習に利用されず、生徒のデータは家族の教育権利とプライバシー法(FERPA)に基づいて保護されるという。
教員が設定した担当学年やカリキュラム、出力形式などを記憶し、より適した回答を得られる「パーソナライズ機能」を搭載。指導方法や教室などに応じた回答を得ることが可能だ。
さまざまな外部ツールとの連携ができるのも特徴で、ChatGPTからCanvaを利用してプレゼンテーションを作成するほか、GoogleドライブやMicrosoft 365から授業計画や関連ファイルを取り込める。
ワークスペースでは、ほかの教員が利用しているプロンプトを参照可能で、カスタムGPTによる共同テンプレートや共同プロジェクトもサポート。ほかの教員と教材や資料を作成することもできる。
OpenAIによると、米国では教員の5人に3人がすでに何らかのAIツールを使用しているという。ChatGPT for Teachersは、そうしたニーズに応えるものとして位置付けられている。

























![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:5位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)













