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夏休みは「いつもと違う道」に注意、親子で確認したい交通事故の危険箇所

こくみん共済 coopが、「夏休みに見落とされやすい“通学路の外”の交通事故リスク」を公開(出典:全国労働者共済生活協同組合連合会、以下同じく)

こくみん共済 coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)は、通学路以外の交通事故リスクと、親子で確認したい危険箇所をまとめたニュースレターを公開した。同団体が進める「7才の交通安全プロジェクト」で蓄積した知見をもとにした内容である。

ニュースレターでは、夏休みは公園や習い事、友人宅、商業施設、祖父母宅や帰省先などへ出かける機会が増え、普段の通学路以外を歩く場面も多くなるとしている。一方、家庭で交通安全を確認する道は通学路が中心になりやすく、学校や地域による見守り活動、集団登下校の機会が少なくなる夏休みには、「通学路の外」が安全確認の盲点になりやすいという。

政府広報オンラインによると、小学1年生の歩行中の死者・重傷者数は415人で、小学6年生の167人と比べて約2.5倍となっている。同団体は低学年を中心に、歩行中の交通事故への注意が必要だとしている。

また、同団体が公開する「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」に寄せられた投稿コメントを分析したところ、生活道路の危険ポイントで最も多かったのは「車の交通量・スピード」の608件だった。次いで「横断歩道・信号」が293件、「歩道・道幅」が275件、「交差点・見通し」が254件、「自転車」が116件となっている。車の多さだけでなく、道路を渡りにくい場所や歩道の狭さ、周囲が見えにくい交差点など、複数の要素が危険につながっていることが示されている。

生活道路の危険ポイントの最多は「車の交通量・スピード」

さらに、親子で確認したい5項目の「交通安全チェックリスト」を公開した。まず、夏休みに子供がよく行く場所を書き出し、目的地までの道を確認する。続いて、信号のない横断箇所や駐車場、店舗の出入口、見通しの悪い交差点などを実際に歩いて確かめる。

「通学路の外」交通安全チェックリスト

そのうえで、横断するときの止まる・見る・待つ・手を上げるといった基本行動を確認し、帰宅時間や連絡先、通っていい道、避ける道など、家庭内のルールを決めることが重要としている。

特に、地図を見るだけでなく、可能であれば親子で道を歩き、どこで止まるか、車はどこから来るか、何を確認するかを話し合うことを勧めている。大人には見慣れた道でも、子供の目線では車や自転車の接近に気づきにくい場合があるためだ。

同団体では、地域の危険箇所や安全の取り組みを投稿・確認できる「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」も紹介している。自宅周辺や夏休みによく行く場所までの道、帰省先周辺の道について、過去の事故情報や投稿された危険箇所を地図上で確認できる。新学期前後の通学路確認だけでなく、夏休みに歩くいつもと違う道を確認するきっかけとして活用が可能だ。

地域の危険箇所や安全の取り組みを投稿・確認できる「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」

同団体は、2019年から「7才の交通安全プロジェクト」に取り組んできた。7才の子供たちがほかの年齢に比べて交通事故に遭いやすいという社会課題を背景に、「地域・社会で守る」「子供がルールを学ぶ」「ドライバーが安全運転を心がける」の3つの視点を軸に、交通安全意識の向上を目的としたさまざまな取り組み・コンテンツを展開している。

子供たちを事故から守っていく「7才の交通安全プロジェクト」