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岡山大学、DXハイスクール支援で3Dプリンター講座を実施
2026年8月17日 06:30
国立大学法人岡山大学は、岡山県立岡山芳泉高等学校から要請を受け、同校の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」活動を支援する高大連携事業として、「3Dプリンター講座(基礎編)」を開催したと2026年8月14日に発表した。
この取り組みは、ICTを活用した文理横断的な探究学習や情報教育を強化する高校を支援する、岡山大学における事業支援活動強化の一環として昨年度に引き続き実施したもの。岡山芳泉高校は、生徒1人1台のiPadを導入してICT教育を積極的に進めており、岡山大学の支援を通じて探究学習のさらなる深化を目指している。
講座には1年生24人、2年生9人、3年生2人の計35人が参加。昨年度は3Dプリンターの仕組みや動作原理などを中心としていたが、今年度は生徒がデジタル技術を実際に使えるようになることを重視し、基礎編と応用編の2回に分けた。
基礎編では3台の3Dプリンターを用意し、生徒全員が機器を操作した。設計には3D CADソフトウェアのAutodesk Fusionを使用。生徒は、アイデアを短時間で形にする「ラピッドプロトタイピング」を進めるための基礎技術を習得している。
企画と運営を担当したのは、岡山大学の学生が代表を務める株式会社MOSAdemyと、同社に所属する岡山大学の学部生や大学院生のチームである。今回は、学生による指導体制の持続可能性と活動の継続性を確保するため、大学院環境生命自然科学研究科 博士前期課程2年の平井愛唯奈さんがメイン指導に挑戦した。
講座内容は、3Dプリンターを見学対象にするのではなく、自らのアイデアを具現化するための「道具」として自在に使いこなせるようになることが目標。生徒には、軽くて丈夫な橋を自分で設計し、実際に作製して持参する課題が出されている。
さらに、生徒が作製した橋にセンサーを取り付け、どの程度の重さに耐えられるかなどのデータを測定する。集めたデータを分析し、設計から検証までの流れを体験することで、ものづくりの設計から検証に至るDXのプロセスを展開。データに基づく課題の発見と予測、その解決へとつなげる高度な探究学習を進める。
岡山大学は、DXハイスクール活動への伴走支援を通じて、高校生がデジタル技術を使ったものづくりや、データに基づいて課題を考える探究活動に取り組める環境づくりを今後も進める考えだ。
























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