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長野高専、中学生対象の「放課後サイエンスクラブ」を開始

長野工業高等専門学校が、近隣中学校の1・2年生を対象とした「長野高専放課後サイエンスクラブ」の活動を開始(出典:独立行政法人国立高等専門学校機構、以下同じく)

長野工業高等専門学校は、次世代を担う理工系人材の育成を目的として、近隣中学校の1・2年生を対象とした「長野高専放課後サイエンスクラブ」を開設したと2026年6月29日に発表した。

長野市では、市立中学校において部活動の地域移行が進められており、同クラブは、その受け皿としての役割も担いながら、科学技術に興味を持つ中学生が継続的に学べる場として設立した。初年度となる今年は、地域から35人の生徒が第1期生として参加。6月1日より活動を開始している。

活動は週2回、平日の放課後に行う。長野高専の教員が、それぞれの専門分野を生かして講師を担当する。プログラミングやドローン操縦体験、ロボット製作、宇宙に関する研究など、高等教育レベルの知見を生かした多彩なテーマを展開。単なる体験にとどまらない「科学する姿勢」を育てる内容を用意した。

ロボットハンドを組み立てている様子
ドローンを操縦している様子

参加している生徒からは、「中学校ではできない科学体験ができて楽しい」「優しく教えてもらえて、もっと深く学びたくなった」といった声が寄せられている。

長野高専は、専門の学理・技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、1963年4月に開校した。分野横断的に工学を学ぶ必要性が高まっていることから、2022年に従来の5学科を「工学科」の1学科に再編している。

長野高専の外観

長野高専では、未来の技術者・研究者の芽を育てることを使命としている。長野高専放課後サイエンスクラブを通じて子供たちが科学の面白さに出会い、将来の進路を切り拓く力を育む場を構築する考えだ。