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高専機構、「高専半導体スキル検定」の実証試験を拡大
2026年2月4日 10:00
独立行政法人国立高等専門学校機構は、高専生の半導体分野における基礎・応用スキルを可視化する「高専半導体スキル検定」に関し、今年度より応用レベルの実証試験を開始すると2026年2月3日に発表した。
同検定制度は、文部科学省と高専機構が推進する「Society 5.0型未来技術人財」育成事業「COMPASS5.0【半導体分野】」の一環で、高専の教育成果を「見える化」することを目的としたもの。同検定は、熊本高等専門学校から委託を受け、株式会社サートプロが検定の制度設計と運用支援を行っている。
高専機構によると、半導体産業で人材不足が深刻化しており、企業が求める即戦力の基準がわかりにくいことが課題となっているという。同検定は、教育カリキュラムと産業界のニーズを結びつけ、学生の学修成果を客観的に示す仕組みとして位置付けられている。従来の資格試験が社会人技術者を主な対象としてきたのに対し、同検定は在学中の高専生を対象とする点が特徴。
検定は基礎レベルと応用レベルの2段階で構成され、電気・電子、情報、材料、機械、化学といった半導体関連分野の履修内容に対応して出題される。2025年に基礎レベルの実証試験が行われており、2026年の2月から3月にかけて応用レベルの実証試験を開始する予定だ。
検定制度の設計にあたっては、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)や一般社団法人日本半導体製造装置協会(SEAJ)など、産業界の関係団体が協力。技術者に共通して求められる基礎的能力や分野横断的能力と、現場で求められる能力の重要度を精査し、試験内容に反映している。
高専機構は、同検定を通じて教育成果の可視化と採用時のミスマッチ解消を図り、半導体産業を支える人材育成につなげるとしている。今後は、全国51校の国立高等専門学校で検定の本格運用を目指すとしており、企業との連携を深化させることで、検定保有者の優遇採用制度の構築を推進する方針だ。



























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