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日本語学習を支援、教室や家庭で学べるデジタル教材「くらしスタディ for beginners」が登場

SUN株式会社が、日本語ビギナー向けデジタル学習教材「くらしスタディ for beginners」を提供開始

 SUN株式会社は、外国にルーツを持つ児童生徒にも活用できる日本語ビギナー向けデジタル学習教材「くらしスタディ for beginners」の提供を開始した。

 くらしスタディ for beginnersは、学校における日本語指導の副教材として授業理解のサポートや、自習や道徳の時間、長期休暇中の宿題や復習教材としての利用を想定したもの。デジタルコンテンツとして提供されるため、タブレットやパソコン、スマートフォンを利用して家庭で学ぶことも可能で、ひらがなやカタカナの定着率向上や漢字学習の効率化などが期待できるという。

タブレットやパソコン、スマートフォンで学習できる

 内容は、ひらがなやカタカナの書き方や発音、小学校で習う基礎レベルの漢字、生活・教科で使える基本文法(N5・N4相当)の文法問題を多数収録している。ゲーム感覚で学ぶことができ、全6レベル、204ステージ、計4,080問を収録。教員や管理者が学習状況を把握できる進ちょく管理システムも搭載した。

学習の進ちょく管理システムを搭載
デジタル教材と進ちょく管理システムで、日本語基礎力の定着を支援

 導入校の教員からは「義務教育レベルの漢字の学習が不足している生徒が多いのでぜひ使わせたい」といった声が寄せられており、日本語指導の時間以外でも利用できることから好評を得ている。現在、東京都江戸川区立西小松川小学校、大阪府立福井高等学校での導入事例があるという。