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通信制のZEN大学、2026年4月入学出願者が1,000名を突破
2025年10月16日 06:30
学校法人日本財団ドワンゴ学園が運営するZEN大学は、出願開始から約1カ月が経過した10月5日時点で、2026年4月入学生の出願者数が1,000名を突破したと発表した。
出願者の93.6%は高校生(高等専門学校生含む)で、うち68.8%がN高等学校・S高等学校・R高等学校の卒業または卒業見込み者となっている。ZEN大学の志望度合いを示す専願率は93.7%で、現時点での出願地域は46都道府県に及んでいる。
ZEN大学は、2025年4月に開学した通信制大学である。経済状況や地域環境に左右されず、誰もが質の高い高等教育を受けられることを目指している。年間授業料を38万円に設定し、最大800名を対象とした独自の奨学金制度を整備。入学試験は行わず、志望理由や小論文で選考されるのも特徴の1つだ。
学部は「知能情報社会学部」の1学部で、「数理」「情報」「文化・思想」「社会・ネットワーク」「経済・マーケット」「デジタル産業」の6分野から幅広く学ぶことが可能。学生一人ひとりに担当アドバイザーが付き、学修や生活の支援を受けながら、自分に合った進路を選択できるようキャリア支援を行う。
自治体や企業と連携した現場体験型のプログラムも展開しており、オンラインとリアルを融合した学び方も可能となっている。
現在、ZEN大学では第2期の出願を2025年11月10日(月)まで受け付けており、2025年11月11日(火)から12月22日(月)に第3期の出願を受け付ける。以降も、2026年3月23日(月)の第7期まで出願を受け付ける予定だ。今後、出願を検討中の人を対象として、授業体験や学生との交流イベント、オンラインオープンキャンパスを順次実施するという。