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iPhone 17、日本は“世界最安水準”──iPhone Airは最安国 MM総研調査
世界のiPhone販売価格調査(2025年9月)
2025年9月26日 12:03

MM総研は、iPhone 17シリーズの発売を受けて世界39の国や地域のiPhoneの6モデルを対象に販売価格を調査した。その結果、新発売のiPhone Airは日本が最安国、iPhone 17では世界で2番目に安値、そのほかも3位から6位になるなど安値水準であったと発表した。
調査ではiPhone 17シリーズを中心に6モデルを対象とし、各国のアップルのオンラインストアの価格を比較した。6モデルの内訳は今回発売の4モデルと、既存機種の中から代表的な2モデルを選出。
日本の安値の順位、日本での販売価格は以下の通り。
| 機種 | 順位 | 販売価格 |
|---|---|---|
| iPhone 17(256GB) | 2位 | 129,800円 |
| iPhone 17 Pro(512GB) | 3位 | 214,800円 |
| iPhone 17 Pro Max(2TB) | 3位 | 329,800円 |
| iPhone Air(256GB) | 1位 | 159,800円 |
| iPhone 16(128GB) | 3位 | 114,800円 |
| iPhone 16e(128GB) | 6位 | 99,800円 |
iPhone 17シリーズは世界でも最安水準
なかでも今回発売のiPhone 17シリーズとiPhone Airの4モデルは世界でも最安水準としており、iPhone 17については2位であっても1位の中国の124,157円に次ぐ価格。日本以外の平均は159,349円なので、平均よりも約3万円い。
高性能版のiPhone 17 Proは、日本が3番目の安値ではあるが、1位の米国の208,474円、2位の香港の210,049円とあまり変わらない価格。日本以外の平均は261,226円と、5万円近く高くなっている。
高性能で大画面のiPhone 17 Pro Maxも日本が3番目の安値。最安は米国の320,815円、2番目は香港の321,707円。日本以外の平均は402,806円で、日本よりも7万円以上高いことになる。
そして、iPhone 17とともに発売された薄型の新シリーズiPhone Airは日本が最安となるが、2番目は米国の160,327円と僅差が続く。日本以外の平均は202,635円で4万円以上高い。
また、今回の新製品ではないが2024年発売のiPhone 16(128GB)はiPhone 17シリーズの発表とともに世界各国で値下げされ、日本は1万円値下げの114,800円で3位。日本以外の平均は140,169円。

2025年2月発売のiPhone 16eについてはiPhone 17シリーズ発表でも価格は変わらず99,800円。最安は中国の93,112円で、日本は、ベトナム、米国、香港、オーストラリアに次ぐ6位。日本以外の平均は117,192円。

ただし、2013年と2024年における日米のiPhone 価格上昇率を比較すると、米国は27.7%で日本は72.2%と、年間所得額に対する割合が小さくなっていることにも注目だ。
日本のiPhone指数(iPhone 17の価格÷平均所得)は2.59%
一方、iPhone 17の価格が年間の平均所得に占める比率を「iPhone指数」として算出。同指数は、値が小さいほどiPhoneが購入しやすいといえるが、日本のiPhone指数は2.59%で、小さい順で並べた場合は世界で23位となっており、前年の2024年から0.15ポイント低下した。

また、2013年と2024年における日米のiPhone価格上昇率を比較すると、米国は27.7%で日本は72.2%と、年間所得額に対する割合が小さくなっている、

iPhoneのシェアが40%以上の10カ国の中では、日本のiPhone指数は最も高く、その理由としてMM総研では米ドルが円安傾向であるなどと指摘。

日本は消費者物価指数やGDPのプラス成長が顕著であることから、日本は長年の低インフレ率からの転換を迎える過渡期に差しかかっているとも考えられ、平均所得の伸び率がインフレ率を上回れば、iPhone指数の低下も期待できるという。






















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